境のイロハカエデ・紅葉の年度変化

 境のイロハカエデは、奥多摩湖と奥多摩駅を結ぶ旧道の中程に位置し、奥多摩の紅葉が終わりに近づく11月末頃、紅葉の盛期となる。年により色のつき方や赤の鮮やかさに随分差が出る。2000年は今ひとつ赤に冴えがなかった気がする。また、1997年は11月半ばから急に色づき、すでに11月下旬には葉を落としてしまった。2001年は色づきもここ2-3年のうちでは早く、色づきも良かった。2002年は赤く紅葉せず、オレンジ色に近かった。
今世紀になると年によりバラツキはあるものの、平均すると紅葉する時期は遅くなり、また赤味も弱くなっている感じだ。
2006年は紅葉時期が特に遅く、結局あまり赤くならず散ってしまった。この年以降も紅葉時期は遅く鮮やかに色づくのをあまり見なくなった。

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※ 2016年夏、カエデの手前斜面(西側)の植林一帯が伐採され、日当たりがかなり変わった
  日当たりが良くなったことが主要因だろうか?紅葉時期も変化した
  (画像は2016/11/20撮影)




※下の画像は4年間(2016〜2013)の11/20の紅葉の進行状況
2016年 2015年 2014年 2013年