長沢背稜 [芋ノ木ドッケ-三ツドッケ]  (2007.06.04)  ※倶楽部イベント
[概要] 2日目は山荘から東京都で2番目の高峰・芋ノ木ドッケに登り、三ツドッケまで歩く。このコースは長沢背稜の最も魅力的な部分をほぼ踏破することになる。下りはヨコスズ尾根から東日原に降りる。
長沢背稜のアズマシャクナゲは花期だったが、今年の花の付きはあまり良いとは言えなかった。変わって全域でトウゴクミツバツツジが見られこちらは花付きも良く、所々花のトンネルのような場所も見られた。
ハナド岩が近づくとシロヤシオもまだ花が見られ、三ツドッケ周辺ではシロヤシオが数を増し、想像以上の数の多さにこの周辺の認識を新たにした。トウゴクミツバツツジと揃って咲く箇所も多く、思いがけずのお花見山行となった。
長沢背稜はツツジも堪能できたが、何と言っても、アララギ山周辺や行福のタオ周辺の深い森歩きができるのも長沢背稜ならではの魅力だ。
コース:雲取山荘(5:40)→芋ノ木ドッケ→桂谷ノ頭→長沢山→酉谷非難小屋(10:50/11/30)→三ツドッケ→[ヨコスズ尾根]→東日原(16:10)
[天候/晴れ] [メンバー/13名] [歩数/約41,100歩] [歩行時間/5:40-16:10]
雲取山荘の朝。残念ながら日の出時は太陽は雲の中
雲取山荘
大ダワへは針葉樹林帯の中を下る
ハウチワカエデは沢山の花を付けている
キバナノコマノツメ
三峯への道を分けた後、芋ノ木ドッケ直下は急登となる
芋ノ木ドッケから先は立ち枯れと倒木の中を行く
芋ノ木ドッケから下る途中の疎林から雲取山を振り返る
桂谷ノ頭周辺は木の根の露出した場所が多くなる
こちらはヤセ尾根の緩やかな道。トウゴクミツバツツジが点々と咲く
アズマシャクナゲと新緑の山肌の背景
トウゴクミツバツツジ:背稜のアチコチで見事に花を付けていた
長沢山手前の緩やかな道を行く
長沢山近くから雲取山(左奥)と辿りきた山を振り返る
長沢山頂直下:ここもトウゴクミツバツツジは多い
アララギ山は巻いて通る。この周辺は長沢背稜の一つのハイライトとも言える場所だ
アララギ山の巻き道に入る。この山のみ秩父側を巻く
行福ノタオ周辺は深いブナ林となる。この林も素晴らしい
長沢背稜を進むにつれ、シロヤシオ(左隅)が現れる
ハナド岩から見下ろす新緑の山肌
三ツドッケ周辺はシロヤシオがまだまだ花の盛りだった
三ツドッケから下りはシロヤシオとトウゴクミツバツツジのトンネルのよう
シロヤシオとトウゴクミツバツツジが咲き揃う。三ツドッケ周辺では随所で見られた
一杯水小屋周辺ではミヤマザクラが花の盛り
ここではまだウワミズザクラも咲いていた
ヨコスズ尾根上部の緩やかな下り。周辺ではヤマツツジが咲き始めた
中腹まで下ると一部尾根がやせてくる
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