百尋ノ滝-川苔山  -凍った滝見と雪の川苔山を行く-  (2012.01.29)
[概要] :百尋ノ滝の氷結の具合と新雪の川苔山を歩く。
百尋ノ滝の氷結度は60%くらい、滝の中央は流れているが脇はかなり氷結し、シャンデリア状のツララが点々とできている。
雪は下部で15cm前後、登るに連れ雪は増え横ヶ谷に入ると深くなり40cmくらい、川苔山頂周辺は40-50cm、吹き溜まりではさらに深い箇所もある。メインルートのトレースはしっかりしていて踏み抜く箇所はないが、曲ヶ谷北峰の踊平側斜面は踏み跡がなく、うっかり踏み込みと膝上のラッセルを強いられる。
コース&タイム:(奥多摩駅/8:35)--8:50/川乗橋BS/8:55→[川苔林道]→9:45/細倉箸/9:55→10:55/百尋ノ滝/11:10→12:10/横ヶ谷の滝→[横ヶ谷]→12:50/連結路日溜まり/13:20→14:15/曲ヶ谷北峰→14:30/川苔山/14:35→[舟井戸]→大根ノ山ノ神→17:10/鳩ノ巣駅
[天候/快晴] [メンバー/5名] [凍った滝見たい(隊)]
川乗橋BSから川苔谷林道に入る:谷の北斜面は真っ白
竜王橋付近の林道:アイスバーンになる
竜王橋直上の滝(上から見る):岩には氷柱が発達
竜王橋-細倉橋中間の滝:周囲の岩は氷でツルツル
細倉橋周辺:ここも圧雪されアイスバーンとなる
細倉橋から登山道に入り最初の桟橋:トレースはしっかり
長滝:流れの脇は氷結
桟橋を渡り返す:この後も何度か渡るが橋の上は滑りやすい
桟橋の下は雪と氷結の谷筋のような場所もある
百尋ノ滝への歩道:10cm前後の雪が残る
百尋ノ滝直下の岩場の急斜面:一部地肌が出ている
百尋ノ滝:氷結度は60%くらい
滝壺周辺の水流の表面は氷の鏡
直下から見る百尋ノ滝
百尋ノ滝直上も岩場の急斜面となる
分岐から横ヶ谷コースに入る:植林帯を抜けると沢筋になる
横ヶ谷の谷を跨ぐ登山道上に見える滝:全面氷結しているが雪が被り全容が分からない
横ヶ谷の谷筋を行く:積雪は40cmくらいあるが、トレースははっきりしている
横ヶ谷登山道を外れ連結路に入る:踏み跡はなく膝くらいまで潜る
雪の斜面では面白い雪の造形を見る(「雪まくり」と呼ぶようだ)
曲ヶ谷北峰の踊平側斜面:吹き溜まりとなり踏み跡もない。雪が深く樹林の際の雪の浅い箇所を探りながら歩く
雪面を吹き抜ける冬の季節風は冷たく時折雪煙も舞う
曲ヶ谷北峰:背後には奥武蔵の山並みが見える
曲ヶ谷北峰から川苔山を見る:ここまでくるとトレースはしっかりする
川苔山頂直下:ここも急登の吹き溜まり、トレースははっきりしている
川苔山頂
川苔山からの下りしなの谷筋:ここも雪が深く、雪国の山を彷徨っているような感じ
登ってきた川苔山(左端)を見ながら舟井戸周辺の雪面を行く
舟井戸周辺はきれいなトレースが着き歩きやすい
舟井戸先は植林帯の下りが続く:ここも雪のお陰で歩きやすい
大根ノ山ノ神:林道が延伸し、登山道が一部つけ変わった
大根ノ山ノ神より下では雪は消えてくる