2000年3月11日 高水三山 (棒ノ折山;標高969m)(岩茸石山;標高793m)(惣岳山;標高756m)

[会でのグレード] (しんどい度★★★) (危険度★★★) (展望期待度★★)

(コース・タイム)
奥茶屋キャンプ場 8:20→
9:50 棒ノ折山 10:05→
10:30 黒山10:35→
11:55 名坂峠→
12:20 岩茸石山(昼食) 13:10→
13:55 惣岳山 14:05→
15:30 御岳駅






  [天候 ; 曇り]
コース写真と概要
 キャンプ場登山口から棒ノ折山頂まではスギ林の中、単調できつい登りが連続する。
 周囲が突然明るくなれば、そこは棒ノ折山頂だ。
 棒ノ折山頂は北面が開け、埼玉県西部の市街地が良く見渡せる。


 
 棒ノ折山を過ぎると小さなアップ・ダウンを交えながら尾根筋の道が続く。葉を落とした疎林の中、緩やかな道も多く、歩くのも比較的快適だ。


 黒山付近までは快適な道が続くため、表情にも余裕があり、記念写真も自然と顔がほころぶ。
 この付近、登山道の両脇から道下にはマンサクが多く、奥多摩では、おそらく最も密度が濃いだろう。

 縦走路の周囲には、他の花に先がけ、マンサクがずいぶん咲いていた。他には花は全く咲いていないためか、小さくあまり目立たない花なのだが、やけに多く感じられた。
 この花が咲けば、春もそこまで近づいていることを実感する。
 名坂峠までは大きなアップ・ダウンもなく快調なペースで来られるが、峠から岩茸石山まではひとしきりの登りとなる。
 岩茸石山では北面が開け、今辿ってきた棒ノ折山からの稜線が一望できる。


 岩茸石山を過ぎ、惣岳山までの間は樹林の中を行くが、1箇所だけ伐採地があり、奥多摩の山あいに点在する集落を見ることができる。
 この先、惣岳山を越え御岳に降りるまで、展望の得られる箇所は全くない。


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