2001年1月28日 川乗山 (標高1,363m)

[会でのグレード] (しんどい度★★★★) (危険度★★) (展望期待度★★★)  01/27大雪の翌日

(コース・タイム)
鳩ノ巣駅 9:20→
10:05 大根の山の神 10:10→
11:25 大ダワとの分岐→
12:00 船井戸 12:20→
13:00 川乗小屋→
13:20 川乗山頂(昼食) 13:55→
14:20 大ダワとの分岐15:05→
→[大ダワ途中まで往復]→
15:55 大根の山の神→
16:20 鳩ノ巣駅

 [天候 ;快晴]
 [歩数 ; 約34,200歩
]

  コース写真と概要
    
 鳩ノ巣駅からの登山道は、スギ・ヒノキの植林地が大半を占め、暗く単調な登りが続く。
 この日の積雪は登り初めですでに50cm程度あった。
 9時過ぎに登り始めた時には、いくつかのパーティがすでに入山し、トレイルはついていた。
 沢筋近くの吹き溜まりの箇所では、相当の積雪があり、トレイル両脇には胸丈近い積雪のある場所もある。
 これだけの雪があると、沢筋は小さなナダレも発生することもあるので、気をつける必要もある。


 船井戸で尾根に出、しばらく防火帯を行く。この付近では、50〜100cm程度の積雪があった。
 周囲は落葉樹の林となり、明るく、雪も多いがお天気がよければ溶けるのも早い。



 川乗小屋手前の斜面は、南面に面した落葉樹の中を登る。 この日はお天気が良かったが、まだ木々の枝には雪が付着していた。これからどんどん雪が落ちるため、雨具が必要な場面もある。


 川乗小屋手前で少し吹き溜まりの箇所は、ラッセルを強いられ、体力を使う割には進まず、疲れも倍増する。



 小屋から先、川乗山頂までは、まだ踏み後がなく、普段小屋から山頂まで5分程度の登りであるが、この日は20分を要した。雪も、場所によっては腰丈を超え、きついラッセルとなった。
 しかし、新雪を踏みしめるのは、大変ではあるが気持ちがよいものだ。
 川乗山頂に立つ標識は1m20〜30cmの高さがあるが、雪で埋まりそうであった。



(奥多摩の山は、それぞれのメインルートは翌日にはトレースが付くが、それ以外はしばらく人も入らないため、これらのコースに入る場合は、場所により腰丈程度のラッセルを覚悟する必要があるだろう。ルートをよく知っていない限り、入らない方が無難だ。)