2001年2月10日 三頭山 (標高1,527m)

[会でのグレード] (しんどい度★★) (危険度★★) (展望期待度★★★) (積雪期待度★★★★)

(コース・タイム)
都民の森駐車場 9:35→
10:00 三頭大滝 10:10→[三頭沢]→
11:10 ムシカリ峠 11:15→
11:25 三頭山頂 11:35→[笹尾根]→
11:45 三頭山避難小屋(昼食) 12:30→
12:37 大沢山→ 12:40
13:45 槇寄山 13:55→西原峠→
14:50 数馬・仲ノ平(→都民の森P15:30)
 
 [天候 ;快晴〜晴れ]
 [歩数 ; 約27,200歩]

  コース写真と概要
    
 都民の森駐車場に9:30に着いたが、既に登山の車がかなり停まってあり、三頭山の手軽さがうかがえた。
 三頭大滝までは軽自動車が入る位の広さがあり、よく踏まれた雪道で歩きやすかった。
 三頭大滝(橋の右手)は、表面が雪を被り滝の流れは見えなかったが、雪を被る位なので表面は凍結していた様だ。

 三頭沢コースの下部は日陰の部分で吹き溜まりも多く、場所により腰丈程度の雪が残っていたが、登山者が多いためしっかりとトレイスされており、傾斜も比較的緩やかで登りやすかった。
 周囲は広葉樹林で明るく、白銀の中、景色を見ながら快適な山行となった。

 この日はお天気に恵まれ、三頭山頂から南面は富士や丹沢山塊、北面は奥多摩・石尾根の山々が一望できた。
 雪を頂いた富士山を見るとなぜか、自然とカメラが向いてしまうようだ。


 笹尾根も三頭山避難小屋を過ぎるとさすがに踏み跡も少なくなるが、トレイルははっきりしていた。
 この付近は広葉樹の尾根道を日溜まりの中、快適な縦走が楽しめた。
(三頭山をバックに大沢山手前を登る。)

 槇寄山(標高1,188m)を目的に登る人は少なく、三頭山と比べる随分静かな山だ。
 山頂は広葉樹の疎林になっているが、南面は見通しが効き、富士や丹沢山塊が一望できる。
 日当たりが良いこともあり、木の根本当たりは、ほとんど雪が溶け、地面が露出していた。

 槇寄山から下りわずかで西原峠に着く。
 西原峠から数馬・仲ノ平に下る道は、緩やかな下りが多いながら、北に面し雪は多かった。しかし、トレイルはしっかりしており、吹き溜まりには胸丈近い雪の箇所もあるが、雪の回廊のような雰囲気があり、これはこれで楽しい。

コース全体を通し、残雪は多いが、トレイルはしっかりしており、まだアイスバーンになるほど踏み固められていないため、歩きやすく、快適な冬山が楽しめた。)