2001年4月14日 笹尾根〜生藤山 (標高990m)

[会でのグレード] (しんどい度★★) (危険度★★) (展望期待度★★★) (花期待度★★)

(コース・タイム)
上川乗 9:25→
10:25 浅間峠 10:35→
11:25 熊倉山 11:30→
11:45 軍刀山(昼食) 12:35
13:00 生藤山
13:25 連行山 13:35→[万六尾根] →
15:30 柏木野

 [天候 ; 晴れ〜薄曇]
 [歩数 ; 約21,000歩]

  コース写真と概要
    
 今回のコースは連行山まで「関東ふれあいの道」として整備されたコースを行く。
 上川乗登山口からしばらくはスギ・ヒノキの中を登っていく。道はよく整備されている。
 登りが緩やかになれば落葉樹の林となり、灌木は芽吹きが始まっていた。
 周辺の芽吹きに合わせ、今回のコースでは春植物もだいぶ見かけられた。特にスミレ類が目立ち、中でもナガバノスミレサイシンは半日陰の木立の下層のあちこちで見られた。
 笹尾根の縦走路では、芽吹き直前と言ったところか、今回は芽吹きにはやや早かった。
 小さなアップダウンはあるものの比較的緩やかな尾根で、明るい日差しの中、快適な縦走が楽しめた。 
 笹尾根南部の、熊倉山・三国山・生藤山・茅丸・連行山の各山頂はいづれも狭い中で、軍刀利山だけは比較的広く、南面の展望がきき、ゆっくり休むには穴場だ。
 山頂には何本か桜が植えられ、だいぶ花を付けていた。周辺の山桜まだ花をチラホラ付けている程度なので、かなり目立つ。
 
 生藤山頂手前はわずかだが、石が露出した狭い急登で人が多いとすれ違いに時間のかかる場所だ。この日も人が多く、下りのパーティを待つのに時間を費やした。
登り詰めればいきなり視界は開け山頂となる。狭いが展望がきき、のんびりしたい場所だが、この日は人が一杯で、ただ通過するだけで終わった。 
 下りに使った万六尾根はふれあいの道からはずれ、途端人が少なくなった。
 道はほとんど林の中で展望は得られないが、万六の頭までは尾根筋の緩やか下りが多く、歩きやすい。
 ヒノキの大木が立つ場所まで来ると尾根を離れ、一部急な下りを混じえ、柏木野までスギ・ヒノキの中をひたすら下る。