2001年4月28日 御前山 (標高1,405m)

[会でのグレード] (しんどい度★) (危険度★) (展望期待度★★) (花期待度★)

(コース・タイム)
栃寄(体験の森) 8:20→
 9:00 ゴハンギョウの平 9:10→
10:00 メグスリの木広場 10:10→
10:50 惣岳山(昼食) 12:00
(⇔10:55 ソーヤの丸デッコ 11:10)
12:20 御前山→[カラマツの道]→
13:20 活動の広場 13:45
14:40 栃寄(体験の森)

 [天候 ; 晴れ]
 [歩数 ; 約24,500歩]

  コース写真と概要
    
 境ルートは車道途中から沢筋の道に入るが、今回は体験の森まで車で行き、登山道と合流するゴハンギョウの平まで車道を歩いた。
 ゴハンギョウの平までの車道沿いは木々の芽吹きの時期で、芽吹きの色の様々な色合いが楽しめ、1年を通じ最も山歩きが楽しい時期だ。
 ゴハンギョウの平から体験の森の遊歩道を使い、惣岳山ー御前山間の鞍部に通じる道に出た。鞍部直下まで来ると、さすがに木々の芽吹きにはやや早かった。
 ただ、途中にはスミレ類が各種見られたのを始め、ミヤマキケマンやニリンソウ群落など、スプリング・エフェメラルを見るには良い時期だ。
 惣岳山ー御前山間の鞍部合流付近にはカタクリの花もまだだいぶ残っている。
 山頂付近のカタクリは、今年は咲き出しが早く、もう終わっているかと危惧したが、やや遅いながらGWまでは咲き残っていそうだ。
 惣岳山から小河内峠に向かい少し下った、通称「ソーヤの丸デッコ」から稜線を見る。ここは奥多摩三山の中で、最も展望のきく場所であり、御前山に登った時には足を伸ばしたい場所だ。
 稜線付近は丁度ヤマザクラが花の時期で、周囲はまだ芽吹きが浅く、ひときわ目立った。
 
 GWの御前山頂はカタクリ目当ての人で例年込み合うのが通例だが、それなりの人はいるもの、比較的落ち着いており、通過するのに人をかき分ける、とういような場面にはならなかった。 
 下りに使ったカラマツの道は使う人が少ないせいか、道が柔らかくクッションがきき、非常に歩きやすかった。
 周囲はカラマツの芽吹きが始まり、淡い緑で目に優しく、快適な道だった。途中では誰にも会わず、メインルートの混雑がウソのようだ。