2001年6月17日 千本ツツジ(標高1,704m) 〜 日陰名栗峰(標高1,725m)

[会でのグレード] (しんどい度★★★) (危険度★) (展望期待度★★★★) (花期待度★)

(コース・タイム)
峰林道終点 9:00→[赤指尾根]→
 9:30 峰からの登山道に合流 9:40→
10:35 千本ツツジ (山菜採休憩)11:10→
11:50 日陰名栗峰(昼食) 12:40→
12:55 鷹の巣避難小屋 13:15→
14:05 千本ツツジ 14:20→
15:35 峰林道終点


 [天候 ; 霧〜曇り]
 [歩数 ; 約26,200歩]

  コース写真と概要
    
 林道終点からすぐ赤指尾根に取り付き、3分程で赤指山頂に達する(標高1,332m)。ここから15分程度下ると峰からの登山道に合流する。
 周囲はカラマツ林で、前日まで雨をたっぷり含んだ葉が水で白く、重たそうであった。こういう場面には会いたくともなかなか出会えない。
 登山道はカラマツ林からスギ林へと変化する中を登っていく。ひとしきりのきつい登りを過ぎ、尾根に出た後は道を少しはずれ落葉樹の中を登った。やや遅かったがヤマツツジの花もチラホラ見られた。
 千本ツツジから縦走路を雲取山方面に向かい、わずかに林の中を歩いた後、見事なヤマツツジが目に飛び込んできた。
 今年のヤマツツジは当たり年か、短い距離だがツツジの回廊が出現した。
 防火帯の先端で稜線に登り千本に引き返した。付近は広い防火帯になっており、時期はやや遅いながらもワラビのまだ沢山出ていた。こうなると「花より団子」か、目は地面の方に向かい、きれいなツツジも目に入らなくなるらしい。
 
 千本ツツジの稜線から一旦石尾根縦走路に合流し、再び縦走路をはずれ、日陰名栗峰に向かった。
 この山頂手前はややきつい登りが続くが、カラマツの林が切れると展望は開け、お天気が良ければ南アや富士山等が望めるのだが、この日は霧がかかり展望はなかったが、たとえお天気でも目が行くのは足元だったかもしれない。
 この付近もヤマツツジは見事だ。
 日陰名栗峰から鷹の巣の避難小屋まで下った後、帰路は石尾根の縦走路を千本ツツジまで引き返した。
 縦走路上の開けた箇所にはヤマツツジと並び、サラサドウダンツツジが点々と自生し花の時期を迎えていた。ヤマツツジのような派手さはないものの、下向きに付ける小さな花は可憐さではこちらの方が上だ。