2001年7月14日 黒川山(標高1,716m) ・ 鶏冠山(標高1,607m)

[会でのグレード] (しんどい度★) (危険度★) (展望期待度★★★) (花期待度★)

(コース・タイム)
 柳沢峠9:10→
 9:40 展望園地 9:55→
10:10 六本木峠→
10:25 泉水谷(上部)林道合流→
10:35 横手峠 10:50→
11:10 黒川山(展望岩) 11:25→
11:30 黒川山下分岐(昼食) 12:05→
12:20 鶏冠山 12:35→
13:50 落合(学校後)


 [天候 ; 晴れり]
 [歩数 ; 約19,900歩]

  コース写真と概要    
 柳沢峠茶店から国道を隔て反対側、大菩薩嶺への登山道に入る。この周辺は近年東京都水道局により散策道としていくつかの周回路が整備され、持ち時間に併せてコース選択できるようになっている。
 六本木峠まで落葉樹の林の平坦な道が続く。よく整備され歩きやすく快適な道だ。

 六本木峠少し手前にベンチが設置された場所があり、最初の休憩には丁度よい。
 周囲の木々が伐採され、北面の展望が効くようになっている。ここから奥秩父山域のかなりの部分が一望できる。
 六本木峠で大菩薩嶺への道と分かれ、しばらく行くと一旦泉水谷林道(上部林道)に突き当たる。林道をわずかに左に進み、黒川鶏冠山への登山道に入る。
 7月に入り雨が降らないため、道は埃っぽく、周囲の植物たちも心なしか生気が無いように感じた。
 登山道に入り、相変わらず深い落葉樹の林が続くが横手峠は近い。
 横手峠から林は少し疎林になり、緩やかながらようやく登りの道となる。登りは長く続かず程なく黒川山頂に達する。ここも林の中で展望は全くない。変わりに山頂から少し進むと展望岩に出る。
 ごく狭い岩場だが、ここからほぼ360度の展望が得られる。夏の日差しがなければゆっくりしたい場所だ。
 
 もう一つの目的・鶏冠山へは、最後は岩場を越え、横になった木々をくぐりながら進む。
 岩場の頂点が鶏冠山となる。山頂には小さな祠が祀られ、すぐ下はオーバーハングした岩が突き出、相当な絶壁となっている。
 目の前には大菩薩嶺が見えるが、何となく足元が落ち着かず、前に踏み出すのを躊躇する。
 帰路は黒川山を巻きながら緩やかな下りが続く。所々苔むした石畳の道となる。今回は乾いていたが、少し湿り気があり、ガスでも巻いていれば全く違った雰囲気になっただろう。乾燥しているためか、周囲の植物も何となく元気がない。
 横手峠からの道に合流後は、尾根筋を落合まで緩やかながら一気に下る。