2001年12月8日 榧ノ木山(標高1,485m) -六ツ石山(標高1,478m)

[会でのグレード] (しんどい度★) (危険度★) (展望期待度) (落葉期待度)

(コース・タイム)
 熱海集落(倉戸口上部) 9:00→
 10:20 倉戸山 10:30→
     [カヤノキ尾根]→
 11:30 榧ノ木山 11:35→
 11:45 カヤノキ尾根上部(昼食) 12:15→
 12:25 石尾根下部巻き道分岐 →
 12:45 石尾根合流 12:30→
 13:25 六ツ石山 13:40→
     [ハンノキ尾根]→ 
 
14:50 水根集落(車道合流)

 [天候 ; 晴]
 [歩数 ; 約25,600歩]

  コース写真と概要
    
 倉戸口から熱海集落を抜け、スギ、ヒノキの林をしばらく登ると落葉樹の林に出る。この時期の落葉樹は葉を落とし、周囲は明るく、樹間から眼下に奥多摩湖を望むことができる。
 この後、尾根は広くなり、落葉樹の中の登りが倉戸山頂まで続く。
(写真:スギ林から落葉樹の林へ出る)
 
 倉戸山頂は、標高が低い割には奥多摩では広い山頂を持つ。南面は展望も利き正面には富士山が見え、北面は落葉樹で明るく気持ちがよい。時間にゆとりがあればのんびりとくつろぎたい場所だ。
(写真:倉戸山頂)
 倉戸山からカヤノキ尾根に入っても尾根は広く、比較的緩やかな登りが多い。この尾根は登山者も少なく、落ち葉も踏み固められることが少ない。初冬の日溜まりの中、落ち葉を踏みながら快適な山行が楽しめる場所だ。
(写真:カヤノキ尾根中央部)
 榧ノ木山頂は尾根道のすぐ上にあり、知らずに通り過ぎる人も多いくらい目立たない山頂。
 カヤノキ尾根も榧ノ木山付近まで来ると鷹ノ巣山をはじめととした石尾根の山々が樹間から見えるようになる。
(写真:榧ノ木山から登山道に合流した付近から鷹ノ巣山を樹間越しに見る)
 カヤノキ尾根最上部に水根沢へ向かうコースに入り、水根沢への下山口をやり過ごし、しばらく行くと石尾根・城山の下部に合流する。
 この付近は石尾根ではブナが多い場所で、見事なブナ林とまではいかないが、立派なブナも散見される。道は六ツ石山近くまで平坦が続き、明るく歩きやすい。
(写真:石尾根のブナ林を行く)
 六ツ石山を後に水根へとハンノキ尾根を下る。ハンノキ尾根上部は落葉樹の広い防火帯となっている所が多く、この時期は落ち葉が積もり絨毯状になっている場所もある。この付近も歩きやすい場所だ。
 防火帯の中程で、防火帯から離れ右に水根への分岐に入る。ここからしばらくは急な下りが続く。下るにつれスギ林となり、神社の赤い鳥居を過ぎれば水根集落も近い。
(写真:正面に御前山を見ながら防火帯を下る)
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