2002年1月12日 奈良倉山 (標高1,348m)

[会でのグレード]  (しんどい度★) (危険度★) (展望期待度★★★★★) (積雪期待度★)

(コース・タイム)
松姫峠駐車場 9:00→
 9:45 奈良倉山 9:50→
9:55 林道に合流 10:10→
10:55 十文字峠(昼食) 11:30→
→[林道]→
12:50 松姫峠駐車場

 [天候 ;快晴]
 [歩数 ;約15,800歩]

  コース写真と概要
    
 松姫峠から林業用の林道に入る。一般車は入れないようにゲートがあり、施錠されている。
 尾根筋に林道があり、緩やかな登り加減の道となる。しばらくは落葉樹の林で、冬場は明るい。昨年末にはあった雪も、ここ数日暖かく、ほとんど融けていた。
 落葉樹の樹間からは富士山がチラチラ見え隠れする。
 落葉樹林に囲まれた林道をしばらく行くと、林は切れ、急に明るくなり展望も開ける。
 この日はお天気に恵まれ、谷を隔て正面には大菩薩嶺をはじめとする小金沢の山々が、その横には富士山が裾野まできれいに姿を見せていた。右側に目を転じれば金峰山をはじめ、奥秩父の山々が一望できた
(左手正面の山が大菩薩嶺、右奥は奥秩父の山々)
 一旦、林道を離れ奈良倉山に向かう。奈良倉山への入口は、林道に立つ小さな標識が目印となる。
 奈良倉山頂は若い植林の林と、落葉樹に囲まれ展望はない。山頂には小さな目印があるだけで、うっかりすると見落としてしまいそうな地味な山だ。
 残雪はわずかに残っている程度で、歩くには全く支障にならなかった。
 奈良倉山から植林帯の中を直に下ると、程なく林道に合流する。
 丁度林道に合流した地点に形の良い松が立ち、奥の正面には富士山が見え。ここは富士山のビューポイントともなり、富士山に松を配した写真の絶好のポイントとなっている。
 林道を更に進み、十文字峠まで足を伸ばした。この林道の大半は稜線上に沿って作られ、緩やかなアップダウンが少々あるものの、明るく展望も効き気持ちの良い林道歩きが楽しめる。進む方向により、大菩薩や富士山、また奥多摩の山々が見えたり隠れたりする。
 十文字峠は南側が明るい松の疎林になっていて、道を少し外れると休むには格好の場所だ。正面には大月市街や富士山も見えていた。
 この日は十文字峠で来た道を引き返した。林道も日陰に入ると5cm程度残雪が残っていた。
(正面右に奈良倉山を見ながら林道を戻る。奈良倉山のすぐ下には林道が見えている。)
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