2002年2月9日 日の出山(標高902m) - 金比羅尾根

[会でのグレード]  (しんどい度★★) (危険度★) (展望期待度★★★) (積雪期待度★)

(コース・タイム)
養沢登山口 9:20→
9:35 養沢鍾乳洞入口 →
10:35 日の出山 11:30→
12:10 麻生山(巻終わり) →
13:35 金比羅山(公園) 14:00→
14:30 武蔵五日市

 [天候 ;晴〜薄曇]
 [歩数 ;約21,600歩]

  コース写真と概要
    
 養沢バス停から更に奥へしばらく車道を行く。
 公衆トイレのある箇所で登山口に入る。ここから養沢鍾乳洞(閉鎖中)までは植林帯の中、時折階段を交えながらの坂道が連続する。それにしてもこの階段は段差や幅もまちまちで、なんとも歩きにくい階段だ。
 周囲には雪はほとんどなく残っていなかった。
 鍾乳洞から先もまだしばらくはきつい登りが続く。左の写真の岩場まで来ると登りも緩やかになる。
 この周辺のみ落葉樹の林となり、冬枯れた木々の間から大岳山を展望できる。
 この付近でヒガラとシジュウカラの声が聞かれたが、地鳴きから囀りに変わっていた。まだ鳴き声はぎこちないが春もそこまで、という感じがする。
 日の出山頂は低い割には、奥多摩の山々の中では展望が良い方だ。特にここより東には高い山が無く、東京都心方向が良く開けている。今日は霞がかかり、新宿の高層ビル群や東京湾、房総半島などは見えなかったが、多摩の各都市はは確認できた。
 北後方では筑波山付近まで確認できた。お天気さえ良ければ北面もかなり遠方まで見渡せる。
 山頂直下を取り巻くようにアセビが植えられ、蕾もだいぶ膨らんでいた。南向きの日当たりのよい面では早くもアセビが花を付け始めた樹もあった。
 あと半月もすれば、かなりの樹に花が咲きそうだ。奥多摩でも日の出山付近の春は早い。
 帰路の金比羅尾根の雪も局所的にわずかに残るのみで、ほとんど残っていなかった。
 この尾根もスギなどの植林帯がほとんどで、明るく展望の効く場所は限られているが、道は平坦が多く、表面にゴロゴロした石も無く、快適で歩きやすい道だ。
 所々林が切れる場所があり、ここでは多摩北部から入間や川越の市街地が見渡せる。
 金比羅山は山というより高台といった雰囲気だ。周辺はツツジなどの灌木が植際され公園になっている。
 山頂の一角にある金比羅神社の境内は東側がよく開け、東京都心が一望できる。この日は霞がかかっていたものの、東京タワーなどの高層の建物も識別でした。
 ここから武蔵五日市の市街地までよく整備された道を下っていく。上部にはサクラやツツジ(種類は?)が点々と植際され、ツツジの早いものは既に花を付け始めていた。
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