2002年3月17日 笠取山(標高1,953m)

[会でのグレード]  (しんどい度★★) (危険度★★) (展望期待度★★★★) (積雪期待度★★)

(コース・タイム)
作場平橋 9:05→
9:25 ヤブ沢・一休坂分岐 →
9:35 ヤブ沢十字路 9:45→
10:10 ヤブ沢峠 10:15→
10:30 笠取小屋 10:35→
11:30 笠取山頂 11:40→
12:15 水神社(昼食)12:45→
13:15 笠取小屋→
14:15 作場平橋


 [天候 ;快晴]
 [歩数 ;約21,800歩]

  コース写真と概要
    
 作場平橋から一休坂との分岐をヤブ沢へ入る。
 所々残雪はあるが、日当たりの良い場所は土の露出している箇所も多かった。
 湿地に架かる木道はほとんど架け替えられ、新しくなっていた。
 笠取草原に出ても、日当たりの良い場所は雪はほとんど消えかかっていた。
 この日は非常にお天気に恵まれ、吹く風も心地よく気持ちの良い山歩きが堪能できた。
 奥には雁坂峠へと続く奥秩父の山々を見る。
 笠取草原から山頂までの尾根通しの道は、南北や風の通り具合により残雪に大きな差があった。
 南面や風の強い箇所には残雪はほとんどなく、北面の吹き溜まりには50cm程度残雪の残っている箇所もあり、ここではスノーハイクがまだまだ楽しめた。
 笠取山頂への急登には雪は全く残っていない。
 笠取山頂直下はしばらくの間急登となる。振り返れば笠取草原や、奥に乾徳山や奥秩父の山々、更に南アルプスなどがを見渡せる。
 山頂まではひとしきりだが相当きつい登りだ。
 笠取山頂周辺は東西に細長く、最初のピークは風の強い場所で、雪はほとんど積もらない。ここは非常に展望に恵まれる。三角点のある(本当の)山頂は、ここから僅かに尾根を進んだ先にある。
(写真は、山頂から奥秩父の山並みを見る)
 多摩川水源の水神社は、笠取山頂から南側に下った所にある。道は細長い山頂を回り込み、笠取小屋まで周回出来るようになっている。
 「多摩川河口まで138Km」と書かれた標識の脇には、雫を受け止める小さな水のたまり場がある。
 笠取小屋まで戻り、帰路は一休坂の尾根ルートを下った。
 ここも残雪のある箇所は僅かで、大半は土が露出し、土が柔らく適度なクッションと、比較的緩やかな下りと相まって快適だった。
 この時期は土が軟らかく足への負担も少ないため、快適さが増す。
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