2002年3月30日 御前山(標高1,405m)

[会でのグレード]  (しんどい度★) (危険度★★) (展望期待度★★★) (花期待度★★)

(コース・タイム)
周遊道路・月夜見第2P 9:20→
9:50 小河内峠 →
10:45 ソーヤの丸デッコ 10:55→
11:25 御前山 11:35→
11:50 惣岳山(昼食) 12:25→
13:10 水窪山 13:25→
13:50 月夜見第2P 9:20→

 [天候 ;快晴]
 [歩数 ;約17,700歩]

  コース写真と概要
    
 奥多摩周遊道路・月夜見第2駐車場は標高1,000m近く、最初は急な下りから尾根に入る。惣岳山までは痩せた尾根も多い。周辺の芽吹きにはやや尚早だが、道の両脇にはダンコウバイやアブラチャンなどは花期を迎えていた。
(登山者の頭上に咲いているのはアブラチャン)
 通称・ソーヤの丸デッコ手前の登りは、長くはないがかなりのきつい登りとなる。
 この周辺は岩があちこちで頭を出し、植物も他ではあまり見かけない種類が自生する。
 ソーヤの丸デッコは、三頭山・御前山・大岳山のいわゆる奥多摩三山の中では最も展望が開ける。
 この日はお天気も良く、山並みの彼方に雪を被った富士山がひときわ鮮やかだった。
 御前山頂はさすがに芽吹きには早かった。カタクリを始め早春の花もまだ見あたらなかったが、バイケイソウは早くもあちこちで芽を出していた。
 今日は登山者もまばらだったが、あと三週間もすれば、週末の山頂は人でごった返すのか。
 帰路、ソーヤの丸デッコの巻き道ではカタクリが数輪咲いていた。まだ日溜まりのごく一部のみだが、30年通った中で、この周辺で3月のうちから花を見るのは記憶にない。
 帰路はできるだけ巻き道を使わず尾根を行った。水窪山も普段は巻いて通るため訪れる登山者も少ない。
 ここは登山道から僅かに離れ、少し登る程度で到達する。周囲は広葉樹に囲まれ展望はないが、なだらかで落ち着いた山頂だ。
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