2002年6月15日 三窪高原〜倉掛山 (標高1,776m)

[会でのグレード]  (しんどい度★) (危険度★) (展望期待度★★★) (花期待度★★★)

(コース・タイム)
三窪高原入口(林道分岐) 9:15→
9:30 三窪高原マイクロウェーブ 9:20
10:10板橋峠(深泉峡) 10:20→
     [ハチワリ尾根]→
10:55 墨川山 11:05→
11:35 倉掛山 12:10→(引き返す)
13:50 板橋峠(深泉峡) 13:55→
14:35 ハンゼノ頭→
14:50 三窪高原入口(林道分岐)

 [天候 ;曇・霧]
 [歩数 ;約25,600歩]

  コース写真と概要
    
 斉木林道の途中まで車で入り、三窪高原への分岐から三窪高原に入る。
 三窪のマイクロウェーブまでは未舗装の林道が延び、道脇にはレンゲツツジやヤマツツジも多く、丁度花の見頃を迎えていた。
 ここまで車で入ると三窪高原は近い。
 三窪高原から深泉峡(板橋峠)に向けては尾根筋を行く。  樹林帯と草原帯が交互し、草原帯ではレンゲツツジの群落もあちこちで見られた。樹林帯の中や林縁ではヤマツツジやサラサドウダンも多く、花の盛りで道脇は華やかに彩られていた。
 藤谷ノ頭から急斜面を一下りした後、板橋峠までは緩やかな広い草原帯(防火帯)となる。この付近はツツジの数が減り、やや単調な歩きとなる。
 峠(深泉峡)近くで一旦斉木林道に合流する。
 板橋峠から林道を離れ、再び尾根を行く。
 この周囲にもレンゲツツジやヤマツツジも多く、レンゲツツジは朱色に近いものからオレンジ系など、個体差により様々な色合いを見せ、眼を楽しませてくれた。
 倉掛山手前は一旦きつい登りとなる。この登りにはヤマツツジが多く、ツツジの間を縫うように登って行く。
 周辺の防火帯にはワラビが沢山芽を出し、丁度収穫頃となっていた。
 倉掛山は広葉樹林の中にあり、目立たず静かな山頂だ。展望は皆無に等しいが、樹間から廣瀬ダムを見下ろすことができる。
 今回はここで引き返し、帰りはワラビを採りながらの山行となった。
 帰路、ハンゼノ頭(標高1,681m)周辺で見かけたヤマツツジ。 ヤマツツジも様々な形があり、これはマツに絡み咲いていた。
 ハンゼノ頭は三窪高原の中央部にあり、非常に展望の開けた場所だが、今回は霧で視界は得られなかった。
 このコースは標高差もたいしてなく、緩やかなルート取りだったこともあり、ツツジの様々な形や色を見ながら歩くことができる。こうしてみるとツツジにも個性があることをつくづく感じた。
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