2008/ 03

1日
(土)
笹尾根-生藤山 コース:上川乗BS(8:20)→浅間峠→熊倉山→三国山→生藤山(10:25)→[矢沢・矢沢林道]→南郷BS(11:55) ※天候:晴 上川乗から浅間峠までや笹尾根でも日当たりでは雪は消えている。日陰には残るがよく踏まれている。矢沢は10cmくらいの残雪。花はまだほとんど咲いていないが生藤山頂のマンサクは咲き始め。矢沢(林道)ではハナネコノメが開花まであと一歩。カラ類は囀りが始まった。[歩数/約25,800歩]
浅間峠下:日向では残雪はない 熊倉山頂:ここも残雪はない 笹尾根:道には雪はないが北面は残る 生藤山頂:ここも残雪はなし
笹尾根北面:雪は残るが踏まれている マンサク(生藤山頂):咲き始め ハナネコノメ(矢沢林道):開花まであと一歩 ヒガラ:カラ類は囀り始めた
御岳渓谷周辺 :周囲はまだ冬景色だが、渓谷沿いでは春先の花が咲き始めた。ただ昨年の台風で岩肌が洗われ今年は花は少なそうだ。
御岳渓谷:周囲はまだ冬景色 アブラチャン:咲く寸前の花芽も見られる タチツボスミレ:点々と咲き始めた カントウタンポポ
2日
(日)
石尾根中央の山 コース:奥(8:25)→[浅間尾根]→鷹ノ巣山(10:10)→日陰名栗峰→千本ツツジ→[縦走路・浅間尾根]→奥(14:00) ※天候:晴後薄曇 浅間尾根や石尾根縦走路でも日当たりでは土の露出している場所もあるが、稜線では平均40-50cmの残雪がある。鷹ノ巣周辺は石尾根縦走路縦走路は良く踏まれているが、日陰名栗峰から千本ツツジへの稜線は踏み跡は消え時折膝上のラッセルとなる。 [歩数/約28,500歩]
浅間尾根:土の出ている場所もある 鷹ノ巣小屋前:テーブルの頭まで残雪 鷹ノ巣山頂:まだ土は出ていない 東面稜線から見る鷹ノ巣山
日陰名栗峰山頂下:踏み跡はかすか 千本ツツジ周辺:膝上のラッセルが多い 鷹ノ巣小屋下の水場:まだ枯れている オオタカ:鷹ノ巣山頂周辺を旋回
今日は好展望:鷹ノ巣山頂から見る富士山と中央は大菩薩・小金沢連嶺、右は南アルプス
惣岳渓谷周辺 :渓谷周辺では北面でも雪は見えなくなった。春一番に咲く花は咲き始めたがまだ花の数は少ない。
西久保付近:対岸の雪も見えなくなった 道所橋:多摩川下流側 ジュウニヒトエ:最初の単衣が咲き始めた タチツボスミレ:まだ花の数は少ない
8日
(土)
蕎麦粒山 コース:川乗橋(8:00)→[鳥屋戸尾根]→笙ノ岩山→蕎麦粒山(10:40)→踊平→[川苔林道]→百尋ノ滝→川乗橋(13:35) ※天候:快晴 鳥屋戸尾根は入口を除き指導標が整備された。笙ノ岩山までは残雪はなく、先の尾根通しは30cm位あるがトレースは付いている。蕎麦粒山から尾根防火帯は吹溜りで30cm以上雪が残るが土の出ている箇所も多い。百尋ノ滝の氷結は50%弱、だがこの時期としては多い。[歩数/約28,100歩]
鳥屋戸尾根下部:花粉が漂っている 笙ノ岩山頂:残雪は30cm弱 笙ノ岩山付近から梢越しに見る富士 蕎麦粒山頂下:指導標が整備された
蕎麦粒山頂:防火帯に残雪はない 防火帯の尾根:トレース跡は土が露出 百尋ノ滝:まだ50%弱の氷結がある 川苔谷の登山道:日陰はツルツル
海沢谷周辺 :三ツ釜ノ滝の氷結は完全に消え、ようやく水温む季節となってきた。まだ咲く花はほとんど見ないがマンサクだけは花盛りとなっている。
海沢谷:水は温んできた感じ 三ツ釜ノ滝:氷結は完全に消えた マンサク:花の盛り フサザクラ:蕾は幾分緩んできた
9日
(日)
棒ノ嶺-岩茸石山 コース:北川橋(7:55)→奥茶屋→棒ノ嶺(9:40)→黒山→名坂峠→岩茸石山(11:35)→北川橋(12:15) ※天候:晴 この標高だとコース上部の日陰を除き残雪はないが、雪の残る箇所はアイスバーンとなる。今日は気温が上がり午後は泥るむ所も多そう。登りだしの沢筋ではネコノメソウの仲間が咲き始め、ミソサザイの囀りもかん高くなった。尾根通しに散在するマンサクは咲き始め、今年の花はまあまあか。[歩数/約18,900歩]
棒ノ嶺山頂:残雪はない 棒ノ嶺下:朝はアイスバーン、午後は泥濘 日溜まりの尾根筋には残雪はない 岩茸石山頂:ここも残雪はない
逆川ノ丸付近から見る奥多摩三山(左:大岳山、右隅:三頭山 ミソサザイ:ワサビ田囲いのロープで囀る ミツバツツジ:蕾は膨らんできた
ハナネコノメ ヤマネコノメソウ マンサク:今年の花づきはまあまあのようだ アセビ:咲き始め
多摩川(川井-古里)周辺 :川沿いはまだ冬景色のままだが小さな花が見られるようになった。早春に咲く低木はそれぞれ蕾が膨らんできている。
多摩川:川井・丹縄(青梅市との境)周辺 古里付橋下:解禁になり釣人は多い ヒメオドリコソウ キタテハ:今日の暖かさで飛び出した
ダンコウバイ:今にも咲きだしそう アブラチャン:まだ蕾は固い キブシ:一部咲き始め フサザクラ:咲きだしそうな蕾もある
14日
(金)
惣岳渓谷周辺 :渓谷周辺の木々はまだ冬木立だが中には赤みを帯びてきた枝先が見え始めた。春先の花も何種か咲き始めた。
西久保付近のむかし道:まだ冬色 赤みを帯びた木々の枝先も見え始めた 小中沢入り口付近 ダンコウバイ:かなり咲き始めた
エイザンスミレ:日溜まりで咲き始め ジュウニヒトエ:下半分くらいは咲いてきた ミヤマキケマン:咲き始め ユリワサビ:花の盛り、散見する
15日
(土)
高水三山 コース:軍畑駅(8:05)→平溝→高水山→岩茸石山(9:50)→惣岳山→[沢井尾根]→沢井駅(11:00) ※天候:晴 コース全域で雪は高水山-岩茸石山間の日陰の尾根筋にかすかに残るのみ。この間は泥濘状態の箇所が部分的にある。またこの間は北面を伐採している(今日も行っていた)。岩茸石山頂北面は明るくなったが、マンサクやクロモジなどの低木も皆伐されてしまった。[歩数/約18,800歩]
高水山頂:道は少し泥るむ 尾根通しは雪が融け泥濘の箇所がある 岩茸石山頂直下:北面は皆伐された 岩茸石山頂:マンサクの場所も伐採
風があると植林帯は花粉が凄い アセビ:花数が増えた ミヤマシキミ イカル:高い梢の先で囀る
御岳-沢井周辺 :今日は3月とは思えない陽気、この暖かさで一気にチョウが飛び始めた。青梅線は今日からドアの開閉がボタン式になった。
オオイヌノフグリはアチコチで花の盛り キチョウ スジグロシロチョウ:アチコチで見る 青梅線:今日からドアの開閉がボタン式
16日
(日)
御前山 コース:奥多摩湖(8:10)→[南岸歩道]→水窪山→惣岳山→御前山(11:05)→[栃寄沢]→境橋(12:40) ※天候:晴 残雪は御前山頂周辺から栃寄沢へのコースの中腹まで所々で残る。このあたりは雪解けと重なり泥濘でひどい状態の場所も多い。栃寄沢コースの登山口は栃寄大滝までの間が崩壊ということで通行止めの標識がある(下側の入口のみ)。花はまだ見ないがハンノキだけは盛り。[歩数/約22,600歩]
清八新道中腹の防火帯:残雪はない 惣岳山頂下の防火帯:ここも残雪はなし 御前山頂:周辺に僅かに雪が残る 栃寄沢コース上部:ひどい泥濘が多い
栃寄沢入口:通行止の標識あり マンサク:花の盛り ヤマハンノキ:防火帯の尾根でよく見る ヤシャブシ:栃寄沢下部の沢筋
奥多摩湖[南岸歩道]周辺 :南岸歩道(冬季閉鎖のままだが通行に問題はない)ではダンコウバイが点々と花の盛り。他の花はまだ見ない。
ダムサイド:水位はかなり低下している 南岸歩道:周辺はまだ冬木立のまま ダンコウバイ:歩道沿いのアチコチで花の盛り シジュウカラ:カラ類は囀りを含めよく見る
20日
(木)
金比羅山 コース:古里・寸庭(14:05)→金比羅山(14:40)→[越沢]→坂下集落上→[多摩川沿い歩道]→寸庭(15:30) ※天候:雨 さすがにこの標高では全域で残雪はない。山麓周辺の沢筋ではハナネコノメは花の盛り、ツルネコノメソウやコチャルメルソウが咲き始めた。金比羅山周辺のヒカゲツツジは蕾が膨らみ月末には開花しそう。ミツバツツジやクロモジはまだ蕾が硬い。イワウチワも開花はしばらく先のようだ。[歩数/約8,700歩]
植林帯:さすがに今日は花粉も飛ばない 金比羅山頂脇の滝:雨で水量は多い 金比羅山から見る越沢 越沢:渡渉点の桟橋(右)は流されたまま
ハナネコノメ:花の盛り ツルネコノメソウ:咲き始め コチャルメルソウ:咲き始め アオイスミレ:越沢からの上り斜面
ヒカゲツツジ:蕾はかなり膨らんだ ミツバツツジ:蕾に色が付いてきた クロモジ:まだ蕾は硬い イワウチワ:蕾は膨らんだが開花はまだ先

多摩川沿い[古里-海沢]周辺 :川沿いの早春に咲く低木は咲きそろった。海沢周辺ではカタクリやアズマイチゲの咲き出しまでもう少し。今年は2月が寒く、今月中旬から一気に暖かくなったせいか、早一番に咲く花の時期がかなり接近しているようだ。

ダンコウバイ:花の盛りとなっている アブラチャン:アチコチで咲き始め フサザクラ:こちらも咲き始め キブシ:咲き始めもあるが花の盛りも見る
マンサク:やや盛りを過ぎたくらい アズマイチゲ:開花まであと一歩 カタクリ:開花にはまだ少し間がありそう 海沢谷:高木の枝先は赤みが出てきた
22日
(土)
大菩薩嶺 コース:小菅登山口(8:15)→フルコンバ→大菩薩峠[⇔大菩薩嶺(11:40)]→熊沢山→天狗棚山→[牛ノ寝通り]→林道終点(15:45) ※天候:快晴 20-21未明の雨は山では(大)雪だったもよう。フルコンバで20cm強、上部から大菩薩嶺の稜線では40-50cmの新雪がある。牛ノ寝上部の吹き溜まりは更に深く、膝上まで潜る所もある。湿った重い雪で融けるのも早いだろうが、主稜線以外は踏まれていない。[歩数/約28,900歩]
小菅大菩薩路下部:雪はない フルコンバ:20cm強の新雪 大菩薩の稜線:まだ踏み跡はない 雷岩周辺:40-50cmの新雪
石丸峠周辺 牛ノ寝通り上部:所により膝上のラッセル マンサク:小菅路下部で咲き始め ヒオドシチョウ:雪の上に止まる
天狗棚山から見る雲取山:ここも同じくらいの新雪がありそうだ こちら奥多摩三山:三頭山(右)と御前山(左)の上部は白くなっている
今日は展望がきいた:親不知ノ頭から見る八ヶ岳連峰(中央右)と乗鞍岳(八ヶ岳の左奥) :(右隅は金峰山)
小菅川周辺[滝] :さすがに林道や滝への歩道でも残雪はなくなり、滝の氷結も完全に消えた。雪解け水と先日の大雨で滝の水量は多い。
雄滝への歩道と小菅川:雪は消えた 白糸の滝 雄滝:氷結は完全に消えた ヤマネコヤナギ:林道周辺で咲き始め
23日
(日)
生藤山-茅山 コース:矢沢林道入口(13:55)→[矢沢林道・矢沢]→生藤山(15:35)→茅丸→[矢沢・矢沢林道]→林道入口(16:50) ※天候:晴 この山域では笹尾根の北面でも残雪はない。矢沢林道は途中工事しており、通行の際には工事者に一声かけ了解をもらう。矢沢は昨年の台風以後登山道は荒れたまま。林道や矢沢下部では春の花の種類が増えてきた。チョウも羽化したての成虫が飛び出した。[歩数/約15,100歩]
矢沢:登山道は荒れたままになっている 笹尾根:北面にも雪は残っていない 茅丸山頂直下:急傾斜 矢沢林道:入口に近い所が工事中
ハシリドコロ:開花から芽吹きまで様々 ナツトウダイ ヨゴレネコノメ ツルネコノメソウ
アズマイチゲ ヤマルリソウ ルリタテハ:成虫越冬個体、多く見る スギタニルリシジミ:羽化したて
24日
(月)
奥多摩駅周辺渓谷沿い :川沿いの木々は一部芽吹きが始まったようだ。早春に咲く低木や高木ではカツラは花が盛り、ニリンソウが咲き始めた。
日原川末端:カツラ(右の赤)は花の盛り 氷川渓谷 木々の一部は芽吹きが始まったようだ ヤブツバキと登計橋周辺
カツラ:花の盛り アブラチャン(手前)とダンコウバイ(右奥) アブラチャンは葉が吹き出した木もある ニリンソウ:咲き始め
25日
(火)
惣岳渓谷周辺 :渓谷周辺の木々の一部は芽吹きが始まった。スミレなど春の花も点々と見られるようになり、サクラ(チョウジ)のチラホラ咲き始めた。
西久保付近のむかし道 道所橋:多摩川の水の濁りは変わらず 西久保対岸:芽吹きが始まった チョウジザクラ:チラホラ咲き始め
ダンコウバイ:花の盛り ジュウニヒトエ:こちらも花の盛り アカネスミレ:スミレは3種を点々と見る ミミガタテンナンショウ:隣はエイザンスミレ
29日
(土)
川苔山 コース:大丹波林道(8:55)→[曲ヶ谷・赤久那尾根]→川苔山(10:50)→踊平→獅子口小屋跡→[大丹波川沿]→林道(12:50) ※天候:晴時々曇 大丹波川沿いの道は桟橋が架け替えられ渡渉はなくなった。残雪は川苔山頂から曲ヶ谷北峰にかけ道脇に僅かに残るのみ。川沿いではスミレやネコノメソウの仲間は数種咲き、ハシリドコロやバイケイソウも芽を出し始めた。尾根通しではヤマハンノキやマンサクが咲き始めたばかり。[歩数/約17,100歩]
大丹波川沿い:桟橋は架け替えられた 曲ヶ谷:谷沿いは道の悪い箇所もある 川苔山頂:残雪が僅かに残る 曲ヶ谷北峰から見る川苔山
川苔山頂から見る富士:よく見えた 尾根筋のマンサク:咲き始め(奥は雲取山) ヤマネコヤナギ:山麓周辺では花の盛り ハシリドコロ:葉を伸ばしている
バイケイソウ:芽が出てきた コガネネコノメソウ:咲き始め ヤマネコノメソウ:川沿いの道脇に多い ハナネコノメ:花盛りが多いが蕾も見る
奥多摩駅周辺渓谷沿い :川沿いの木々は少し緑の葉も見え始めた。ヤマザクラも数輪咲き始めたが昨年に比べると咲きだしは遅い。
日原川末端:カツラ(右手)の花は終わり アブラチャン:花は終わり葉の芽吹き イロハカエデ:葉が開き始めた ヤマブキ:咲き始め
ニリンソウ:花の数が増えた カテンソウ:咲く寸前 ヤマザクラ:数輪咲き始めた 昨年同日(2007/3/29):盛り間近
30日
(日)
城山-大塚山 コース:鳩ノ巣駅(8:10)→城山→大楢峠→[裏参道]→御岳山(10:40)→大塚山→広沢山→金比羅山→鳩ノ巣駅(13:30) ※天候:曇時々晴間 裏参道や御岳山、大塚山周辺ではさすがにまだ芽吹いていないが、中腹周辺までは低木は葉の芽吹きが始まった。早春に咲く低木もまだ蕾が多いが花も見られるようになった。金比羅山周辺ではヒカゲツツジが咲き始め、御岳山ではカタクリが開花寸前。[歩数/約25,500歩]
城山下の登り:低木は葉が芽吹き始め 裏参道:ハシリドコロは葉を伸ばす 御岳山富士峰園地周辺:マンサクは盛り 大塚山頂:まだ寒々しい感じ
アブラチャン:裏参道ではまだ蕾 ダンコウバイ:咲き始めが多い ツノハシバミ:咲き始め シキミ:咲き始め、今年は花芽が多い
ヒカゲツツジ:金比羅山周辺で咲き始め イワウチワ:かなり咲いてきた カタクリ:開花寸前(富士峰園地周辺) ナガバノスミレサイシン:日向面で咲き始め
鳩ノ巣渓谷周辺 :渓谷沿いの芽吹きはまだ僅か、昨秋の台風で洗われた岩の白さが目立つ。岩場周辺ではミツバツツジが咲き始めた。
鳩ノ巣小橋:岩の白さが目立つ 渓谷の歩道は昨秋の台風の爪痕が残る アブラチャン:花も残るが新葉も芽吹く イロハカエデ:蕾の殻が割れ新葉の芽吹き
ヤブツバキ:歩道入口周辺で花の盛り ミツバツツジ:岩場周辺で咲き始め ユキヤナギ:こちらも咲き始めた キセキレイ:渓谷を忙しそうに飛び回る
 →・・・2008/03  画像数191枚  花(開花) [草本24種 木本24種] :鳥・動物6種 :昆虫6種