2008/ 07

1日
(火)
惣岳渓谷周辺 :夏色の渓谷、秋までこの状態が続き色彩の変化に乏しい時期。渓谷沿いではクマノミズキやテイカカズラが点々と咲く
西久保付近のむかし道 道所橋から多摩川下流側を見る しだくら橋周辺 道所橋付近のむかし道
クマノミズキ リョウブ テイカカズラ ホタルブクロ
2日
(水)
西御殿岩-笠取山 コース:一ノ瀬(12:35)→[七ツ石尾根]→西御殿岩(14:10)→唐松尾山→笠取山(16:00)→[一休坂]→作場平口(17:15) ※天候:曇時折晴れ間 ツツジは何種か見られる。尾根筋ではサラサドウダンが多く、花の色も変化がある。シャクナゲは咲き残りとなった。西御殿岩にあるサラサドウダンは3年ほど花の色を確認したが毎年ほぼ同じ色を付け、ベニサラサと言えそうだ。レンゲツツジは今年も僅か。 [歩数/約27,100歩]
七ツ石尾根下部:深い樹林帯 西御殿岩と右奥は唐松尾山 尾根通しの縦走路:針葉樹林が多い 草原付近から笠取山頂を見る
コメツツジ:咲き始めだが花数は少ない ウラジロヨウラク:花の盛り (ベニ)サラサドウダン:西御殿岩 レンゲツツジ:笠取草原で僅かに咲く
アズマシャクナゲ:咲き残り ヤマツツジ:こちらも咲き残りが少し ヤマキマダラヒカゲ:道周辺で多く飛ぶ マミジロ:開けた場所に出てくる
キバナノコマノツメ:そろそろ花は終わり マイヅルソウとゴゼンタチバナ オサバグサ イワカガミ:こちらも咲き残りが少し
奥多摩湖[南岸歩道] :歩道から見る湖面は満水に近い。歩道沿いの花は少ないが、好天の日はミスジやシロチョウなどチョウが目に付く。
堰堤から見る渓谷:放流している 南岸歩道から見る湖面:満水に近い 南岸歩道 マタタビ
ホシミスジ:そこそこ数はいる コミスジ イチモンジチョウ スジグロシロチョウ:♀は交尾拒否姿勢
3日
(木)
大岳山 コース:海沢・三ツ釜園地(7:55)→[海沢探勝路]→大岳山(9:45)→高岩山→ロックガーデン→[裏参道]→三ツ釜園地(12:55) ※天候:曇時々晴れ間 山も草深くなり海沢探勝路は所々で登山道に草が被る。コアジサイとヤマアジサイは全域に多く花の盛り。ツツジでは高岩山周辺でネジキが花の盛り、数も多い。バイカツツジもこの周辺は樹は多いが花が付いている株は相変わらず少ない。 [歩数/約22,900歩]
海沢探勝路:所々下草が道に被る 大岳山頂 芥場峠付近:白い点々はヤマボウシの花 御岳山ロックガーデン
ネジキ:高岩山周辺 バイカツツジ:樹は多いが花は少ない ツルアジサイ:大岳神社周辺 ヤマアジサイ:コース全域で見る
サワギク:沢筋で点々と見る アカショウマ:全域 ギンリョウソウ ハエドクソウ:裏参道で散見
海沢谷周辺[滝] :海沢谷の水量は多く、谷筋で見られる滝も見応えがある。
海沢谷:中流部 海沢林道:中程 キツリフネ ホタルブクロ
三ツ釜の滝 ネジレの滝 海沢大滝 井戸沢末端の滝(林道脇から見る)
9日
(水)
川苔山 コース:大丹波林道(8:15)→[曲ヶ谷・赤杭尾根]→川苔山(9:55)→踊平→獅子口小屋跡→[大丹波川沿]→林道(12:00) ※天候:曇・濃霧 天気の良くない日が続き、沢筋にかかる桟橋や石ゴロの上は濡れて滑りやすい。また沢筋の道では草付きの箇所もある。林下に咲く花はごく少ないが尾根筋では点々と木の花を見る。昨年異常に花が多かったバイケイソウは今年は平年に戻り、花のある株は僅か。 [歩数/約19,500歩]
沢筋の道:石の上は滑りやすい 川苔山頂:周辺では木の花が点々と咲く 霧深いと林は昼間でも薄暗い 獅子口小屋跡への道:ここも滑る
バイカウツギ ネジキ:ピンクっぽい色もある サワフタギ:花の盛り、尾根筋で散見 バイケイソウ:今年は花のある株は僅か
11日
(金)
御前山 コース:奥多摩湖(8:50)→サス沢山→[大ブナ尾根]→御前山(11:25)→小河内峠→[清八新道・湖岸歩道]→奥多摩湖(14:00) ※天候:晴・曇 この山域でもシカの食痕をアチコチで見るようになり、シカが年々増えているようだ。花はここでも少ないが防火帯ではヤマオダマキ、御前山頂周辺ではココメウツギが目立つ。蒸し暑い日の樹林帯はエゾハルゼミの大合唱。 [歩数/約19,100歩]
大ブナ尾根登山口 惣岳山頂:ヤマボウシが目立つ ソーヤの丸デッコ:登山道は草深い シカの食痕:アチコチで見るようになった
ヤマオダマキ:防火帯や御前山頂で目立つ シモツケ:岩場で散見 コゴメウツギ:御前山頂周辺で目立つ エゾハルゼミ:樹林帯で大合唱
13日
(日)
奥多摩湖周辺 :梅雨が明けたようなお天気。湖面はほぼ満水ですっかり夏色の湖面となった。深山橋付近では少しアオコがかった色。
堰堤付近:ほぼ満水 小河内神社前の浮き橋 麦山橋周辺(周遊道路から見る) 深山橋周辺:ややアオコがかった色
15日
(火)
日原周辺 :日原川は場所により川縁まで緑に包み込まれる。街道ぞいの土手ではアチコチで落石防止の金網越しにヤマユリの花が咲く。
日原川:神庭沢付近 日原川:集落入り口付近 稲村岩周辺 ヤマユリ:落石防止の金網から花を出す
16日
(水)
雲取山 コース:鴨沢・小袖(8:20)→ブナ坂→雲取山(11:35)→[北面巻道]→七ツ石山→千本ツツジ(14:05)→七ツ石小屋→小袖(15:40) ※天候:曇時々晴れ間 山はかなり水を含んでおり、下部の水場や七ツ石小屋付近、奥多摩小屋下の水場とも水は良く出ている。全域で相変わらず花は少ないが、防火帯は今年もマルバダケブキの葉で覆われている。雲取山北面ではかなり大きな土砂崩壊箇所がある。 [歩数/約34,500歩]
中腹・堂所付近 石尾根防火帯:マルバダケブキが繁茂 雲取山頂:ここもマルバダケブキは多い 雲取山北面巻道の土砂崩壊
七ツ石山から見る雲取山 千本ツツジ:ここはワラビが一面に繁茂 鴨沢コース下部の水場:良く出ている ミドリヒョウモン:防火帯で散見
サラサドウダン:雲取山頂ではまだ咲く ツルアジサイ:雲取山北面で咲き始め ミヤマキンポウゲ:防火帯でいくつか見る タニギキョウ:雲取山北面巻道で散見
22日
(火)
三頭山 コース:小菅・余沢(8:20)→向山→[北面巻き道]→三頭山(11:15)→三頭大滝→鞘口峠→山のふるさと村→峰谷橋(14:35) ※天候:曇時々晴れ間 三頭山北面の巻き道は最近整備され歩きやすくなった。向山までの草付きの登りは蜘蛛の巣だらけ。今日もかなり蒸し暑い日で山麓の林ではヒグラシが樹の根本周辺から歩くたびに飛び出す。尾根筋ではエゾハルゼミの声がうるさいくらい。 [歩数/約33,000歩]
向山への草付きの登り:蜘蛛の巣だらけ 北面の巻き道:最近整備された 三頭山頂:連休後で誰もいない 三頭沢:クサアジサイが点々と咲く
三頭大滝:水量は多め ナツツバキ:やや遅めで落ち花が目立つ バイカツツジ:こちらも遅めだが花は多い ヤマアジサイ:花の盛りでアチコチで多い
ギンバイソウ:低い沢筋で咲き始め キンレイカ:三頭山頂周辺 シャクジョウソウ ヒグラシ:朝は樹の根元付近に多い
奥多摩湖周辺 :湖面はほぼ満水で浮き橋に降りるのもわりと楽。湖面沿いではネムノキが花の盛り。
小河内神社前の浮き橋 浮き橋の上から月夜見山方面を見る ネムノキ:花の盛り カラスアゲハ:花に来るチョウも多い
24日
(木)
牛ノ寝通り コース:小菅の湯(8:30)→林道終点→松姫峠⇔奈良倉山(11:15)→[牛ノ寝通り]→鶴寝山→大マテイ山→小菅の湯(14:05) ※天候:晴時折曇 猛暑の時期。沢筋では幾分涼しさも感じられるが、樹林帯の登りや尾根多し、林道は暑い。コース全体で花は低調だがヤマアジサイやクサアジサイはよく見る。下部の沢筋ではツリフネソウが咲き始めた。 [歩数/約32,100歩]
中腹までは林道と沢筋の道 トチの巨木周辺 牛ノ寝通り:暑い 奈良倉林道:ここも暑い!
奈良倉山頂:樹林帯と下草が繁茂 大マテイ山頂 ノリウツギ:花の盛り ホタルブクロ:林道脇で点々と見る
ヨツバヒヨドリ:明るい斜面 クサアジサイ:樹林帯の林下 ギンバイソウ:沢筋で花の盛り ツリフネソウ:下部沢筋で咲き始め
川井(青梅市との境)周辺多摩川 :この周辺の川の流れは緩やか、水は割と澄んでいる。川沿いではコマツナギやノカンゾウが咲く。
多摩川の流れ:上流側を見る 多摩川の流れ:下流側を見る コマツナギ ノカンゾウ
26日
(土)
一石山(金袋山) コース:日原鍾乳洞(11:00)→燕岩→一石山→金袋山のミズナラ(12:10)→[巨樹周回コース]→日原鍾乳洞(12:55) ※天候:晴後曇 ミズナラの巨樹の周りは土壌保護(踏圧による樹木への影響軽減)のためウッドサークルが設けられ、表示板が設置された。ミズナラ周辺の深い樹林帯の中は下草も少なく、咲く花もほとんど見ない。燕岩周辺では岩場を好む植物を少し見る。 [歩数/約11,100歩]
登山口先の樹林帯 燕岩周辺 巨樹周辺の林 ミズナラの巨樹:枯木で囲われている
ミヤマイラクサ:樹林帯の林下 キヌタソウ ヤハズハハコ:燕岩周辺 イヌトウバナ:林内で散見
日原鍾乳洞周辺 :夏休みの土曜日で午前中は天気も良かったが、人の姿は少ない。小川の大滝周辺の岩場ではイワタバコが咲き始めた。
日原梵天岩(鍾乳洞の直上) 小川の大滝 イワタバコ:咲き始め サカハチチョウ:夏型
27日
(日)
笠取山 コース:作場平口(9:50)→[ヤブ沢]→笠取草原→笠取山(11:40)→水干→[奥秩父縦走路→中休場尾根]→中島川口(13:55) ※天候:晴後曇・俄雨 ヤブ沢コースは更に整備が進み、湿り気のある部分の道の多くは木道が設置された。ただ花はほとんど見ない。笠取草原から山頂のかけても花は少なく、ニガナやオトギリソウなど黄色の花を少し見る程度。山頂周辺の岩場ではシモツケソウなどが咲く。 [歩数/約23,100歩]
ヤブ沢下部:沢沿いに行く ヤブ沢:木道の整備がすすむ 笠取草原:花は少ない (山梨百名山の)笠取山頂
水干:岩場ではシモツケソウなどが咲く ハコネハナヒリノキ:山頂周辺の岩場 オトギリソウ:草原で散見 ニガナ:草原で一番多く見る
マルバダケブキとギンボシヒョウモン コウリンカ:草原の一角 シモツケソウ:岩場周辺 キンレイカ:こちらも岩場
 →・・・2008/07  画像数144枚  花(開花) [草本--種 木本--種] :鳥・動物-種 :昆虫-種