2008/ 09

1日
(月)
惣岳渓谷周辺 :8月の後半は毎日のように雷雨混じりの雨が続いたが、多摩川の増水は僅か。木々の葉は生気が感じられなくなった。
惣岳渓谷中心部:増水は僅か 西久保付近:葉は生気を失いつつある 細道のむかし道:下草が繁茂 ヌスビトハギ:道脇で点々と咲く
3日
(水)
大菩薩嶺 コース:小菅登山口(8:20)→フルコンバ→大菩薩峠[⇔雷岩(11:10)]→熊沢山→天狗棚山→[牛ノ寝通り]→林道終点(14:05) ※天候:晴時々曇 稜線に出るまで花はほとんど見ない。稜線では花の種類は減っているが、咲いている花はいずれも数は多い。稜線で僅かに残っていたマツムシソウ、今年は遂に花が見られなくなった。初秋らしくチョウではキベリタテハとイチモンジセセリが多い。 [歩数/約25,500歩]
小菅大菩薩路中腹 大菩薩の主稜線 雷岩周辺 天狗棚山から熊沢山・石丸峠を見る
ウメバチソウ コウリンカ ハナイカリ キオン
ワレモコウとハコネギク カイフウロ:まだここでも絶えてはいない キベリタテハ クジャクチョウ・ジャノメチョウ・イチモンジセセリ
小菅林道[滝] :小菅川や林道近くにある白糸の滝・雄滝は水量が豊か。普段はチョロチョロの枝沢でも滝となって流れている。
小菅林道 クサボタン:林道脇の明るい所に多い モミジガサ:こちらは滝への道すがら 雄滝手前の川に架かる橋
白糸の滝 雄滝 普段はチョロチョロの流れも今日は多い 雄滝近くの無名滝
4日
(木)
御前山-御岳山 コース:奥多摩湖(7:55)→[大ブナ尾根]→惣岳山→御前山(10:30)→大ダワ→大岳山→御岳山→大塚山→古里駅(15:10) ※天候:曇後一時強雨 大ブナ尾根登り始めの急登は道が濡れ滑りやすくなっている。レンゲショウマ自生地は平日で雨もあり人を見なくなった。惣岳山頂周辺の防火帯は草刈り前で花も多い。御前山頂周辺でも花の種類は割と多い。御岳山のレンゲショウマは遅めながら花もかなり残る。 [歩数/約40,900歩]
大ブナ尾根上部:草地には花も見る 惣岳山下:草刈り前で花は多い 御前山頂:手前の花はホソエノアザミ 御岳山レンゲショウマ自生地:人は見ない
ヤマジノホトトギス:コース全域で散見 ヤマホトトギス:こちらは少ない シシウド:尾根筋の明るい場所に多い ウド:惣岳山下の防火帯
ヤマトリカブト:咲き始め レイジンソウ:花の盛り間近 ジョコウソウ:防火帯に割と多い レンゲショウマ:遅めだが花はかなり残る
9日
(火)
鳩ノ巣渓谷周辺 :多摩川の水量は普段より幾分多め、色は白濁りが残る。渓谷沿いでは花もそこそこ見られる。
鳩ノ巣小橋から見る鳩ノ巣渓谷 鳩ノ巣小橋を見る 水はやや白濁りしている 平日だが歩道には割と人が多い
ノコンギク イヌタデ ミズヒキ キンミズヒキ
10日
(水)
笠取山 コース:作場平口(9:05)→[一休坂]→笠取小屋→笠取山(10:40)→石保戸山→犬切峠→[一ノ瀬林道]→作場平口(14:10) ※天候:快晴 笠取草原はススキの穂が目立つようになり秋らしくなってきた。笠取山周辺ではカエデやツツジの一部の葉は早くも色づき始めた。草原帯や防火帯では年々マルバダケブキが増えつつあるようだ。他の花はシカの届かないような場所でのみ見られる。チョウはまだ多く見る。 [歩数/約28,900歩]
笠取草原:ススキが目立つようになった 笠取山頂下:カエデの一部の葉は色づく 石保戸山への尾根道 石保戸山下の防火帯
ニホンジカ:防火帯で数回出会った キオン:年々生息範囲は狭くなっている ヤマトリカブト:水神社周辺の岩場 ダイモンジソウ:同じく水神社周辺の岩場
ウラギンヒョウモン:防火帯に多い ツマグロヒョウモン:この山域でも確認 スジボソヤマキチョウ:防火帯で割と見る ミヤマカラスアゲハ:多いが皆羽はボロボロ
今日は快晴で超展望:笠取山頂から見る富士山と南ア連峰(右最奥の尾根)、手前右下は笠取草原
奥多摩湖[上流部]周辺 :湖面はほぼ満水の状態だが、湖上部では今年もアオコ色の湖面となっている。
麦山橋周辺 留浦の浮き橋周辺 留浦の浮き橋 鴨沢周辺
17日
(水)
三窪高原周辺の山 コース:三窪登山口(14:35)→ハンゼの頭→三窪高原(15:15)→藤谷の頭→板橋峠→[斉木林道]→柳沢峠(16:20) ※天候:薄曇 三窪高原周辺もスキの穂が目立つ。木々は黄色みがかった葉も見えるようになり、ドウダンツツジは色がついてきた葉もある。稜線の草原帯の花は益々寂しくなった。ただ数ヶ所に設置されたシカよけの網囲いの中だけはキク科を主にそこそこ咲いている。 [歩数/約12,100歩]
ハンゼの頭周辺:ススキが目立つ 三窪高原:ツツジは色がつき始めた 板橋峠周辺:黄色みがかった葉もある シカよけの柵:中だけは花もそこそこ咲く
ウメバチソウ アキノキリンソウ:草原でポツリポツリ見る センブリ:この花は増えている ジャノメチョウ:チョウも少なくなった
惣岳渓谷周辺 :ダムからの放流もあり多摩川の水量は普段より幾分多め。木々の葉は夏の濃い緑から黄色みを帯びた緑に変わってきた。
西久保付近 西久保付近のむかし道 惣岳渓谷中心部 しだくら橋下の多摩川
ゲンノショウコ:道脇で割と多い タマアジサイ ツユクサ:この花も道脇に多い コナラ:結実
18日
(木)
棒ノ嶺-岩茸石山 コース:北川橋(8:20)→奥茶屋→棒ノ嶺(9:45)→黒山→名坂峠→岩茸石山(11:35)→北川橋(12:35) ※天候:雨 道が濡れ棒ノ嶺から権次入峠への下りなど滑りやすい所が何ヶ所かある。名坂峠からの下りは植林の一部は草付きとなる。全域で花は疎ら。登り始めの沢筋や棒ノ嶺山頂周辺の草原ではアザミなどそこそこ花も見られるが岩茸石山へ尾根通しではごく少ない。 [歩数/約27,500歩]
始めはワサビ田脇の道を登る 棒ノ嶺山頂:周辺は草原 権次入峠への下り:木階段は滑りやすい 名坂峠からの下り:草付きもある
ツリフネソウ:沢筋ではまだまだ咲く ノハラアザミ:棒ノ嶺山頂で目につく アキノキリンソウ:道脇でたまに見る カシワバハグマ:植林帯の林下
御岳渓谷周辺 :雨の平日はさすがにカヌーの姿はなく、歩道を歩く人もほとんど見ない。歩道周辺ではアチコチでヒガンバナが花の盛り。
御岳橋から見る渓谷:水量は幾分多い さすがに渓谷にカヌーの姿はない 釣り人はそこそこいる ヒガンバナ:歩道のアチコチで花の盛り
タムラソウ ノコンギク:この花も割と多い ミゾソバ ヤブラン
21日
(日)
牛ノ寝通り コース:松姫峠(8:25)→[林道]→奈良倉山→[北面]→松姫峠(10:00)→鶴寝山→大マテイ山→[牛ノ寝通り]→松姫峠(11:55) ※天候:曇 奈良倉林道はスギの植林がだいぶ育ってきたが、道脇に咲く花の種類・量とも多い。奈良倉山北面もそれなりに花を見る。牛ノ寝通りの大マテイ山方面は樹林帯となりこちらでは咲く花は極端に減る。日曜日とありキノコ狩りの人は多く入っている。 [歩数/約18,200歩]
奈良倉林道:道脇には花が多い 奈良倉山頂 牛ノ根通り:南面の道 牛ノ根通り:尾根通しは深い林が多い
(林道脇に咲く) セキヤノアキチョウジ (林道脇に咲く) ヤマハッカ (林道脇に咲く) クルマバナ (林道脇に咲く) ワレモコウ
(林道脇に咲く) ホソエノアザミ (林道脇に咲く) タムラソウ (林道脇に咲く) ノコンギク (林道脇に咲く) シラヤマギク
レイジンソウ:北面の林に多い タカオヒゴタイ:これも北面で散見 サラシナショウマとシロヨメナ:これも北面が主 オクモミジハグマ:樹林帯の林下
川井・丹縄(青梅市との境)周辺 :ここでもヒガンバナはが川沿いに点々と咲く。タムラソウは川縁で急に見るようになった。
多摩川:木々の葉は黄色みを帯びてきた ヒガンバナ:ここでも目立つ イヌタデ タムラソウ
25日
(木)
川苔山 コース:大丹波林道(8:45)→[曲ヶ谷・赤杭尾根]→川苔山(10:40)→踊平→獅子口小屋跡→[大丹波川沿]→林道(12:35) ※天候:曇時々晴れ間 沢沿いの道、水量は普段より幾分多い。尾根筋では一部の葉は少し色づき始めた模様。全域で花は多くないが、(有害鳥獣駆除により)シカの食圧が軽減されつつあるのか、数年前に比べ少しづつ増えているように感じる。 [歩数/約19,900歩]
大丹波川沿いの道:幾分水量は多い 川苔山頂 尾根通しの防火帯:下草は増えた 沢筋の草付:一部うるさい箇所がある
シラネセンキュウ ジンジソウ モミジガサ フクオウソウ
ヤマトリカブト アキノキリンソウ ホソエノアザミとミドリヒョウモン センブリ
大丹波林道周辺 :大丹波川は通常より幾分水量は多い。林道沿いは道まで草が被り、タデ科を中心に花も多い。
大丹波川:通常より幾分水量は多い 大丹波林道:道も草が被る シロヨメナ ツリフネソウ
ミゾソバ アキノウナギツカミ イヌタデとヤマミゾソバ(白い花) ハナタデ
28日
(日)
白丸湖周辺 :流れ込み付近の中央部は砂が溜まり、中州ができている。水は久しぶりにきれいになっている。
白丸湖流れ込み:中州ができている 湖から数馬峡橋を見る 湖面付近の樹木:色づいた葉も見える ノコンギク
 →・・・2008/09  画像数137枚  花(開花) [草本--種 木本--種] :鳥・動物-種 :昆虫-種