2009/ 03

1日
(日)
鳩ノ巣城山 コース:鳩ノ巣駅(7:40)→坂下→鳩ノ巣城山(8:35)→越沢→金比羅山→坂下→鳩ノ巣駅(9:45) ※天候:曇 一昨日の(山では)雪も城山の標高(759m)くらいでは山頂周辺の隅に少し残る程度で途中の登山道には雪はない。花はまだほとんど見ないが尾根筋ではアセビが咲き始め、沢筋ではコチャルメルソウは点々と咲いている。イワウチワは花芽が見えてきたが少ない。 [歩数/約11,600歩]
坂下集落先の登山道 鳩ノ巣城山山頂:雪は脇に僅かにある 山頂から見る本仁田山:こちらは白い 越沢の沢筋の道(キャンプ場の道)
コチャルメルソウ:点々と咲いている アセビ:咲き始め イワウチワ:花芽が見えてきた ヒカゲツツジ:蕾が膨らみ始めた
御岳渓谷周辺 :今日から渓流釣りの解禁、渓谷沿いには釣り人が多い。アブラチャンはかなり花を持ち、僅かだがユキヤナギも咲き始めた。
御岳渓谷:今日は解禁で釣り人が多い アブラチャン:かなり咲いてきた ユキヤナギ:僅かだが咲き始め ネコヤナギ:こちらは花の終わりも近い
3日
(火)
惣岳渓谷周辺(12:30頃) :渓谷沿いでも春先の花が見えるようになってきた。昼頃から雪が舞い始めた。
西久保付近の渓谷:雪が舞い始めた ダンコウバイ:咲き始め タチツボスミレ:咲き始め カワラヒワ:相変わらず群れている
4日
(水)
蕎麦粒山 コース:東日原(8:40)→[ヨコスズ尾根]→一杯水小屋→蕎麦粒山(11:40)→川苔山→大ダワ→本仁田山→奥多摩駅(16:10) ※天候:曇-薄日-雪-雨 山麓周辺では薄雪だが尾根筋では10-15cm、吹溜りでは30cm位の箇所もある。川苔山から本仁田山では減る。本仁田山を除きまだ踏まれていなかったが雪質は軽く歩行の妨げにはならない。雪の少ない下り斜面は非常に滑りやすい箇所が多い。 [歩数/約43,700歩]
ヨコスズ尾根下部:落ちる雪で雨のよう 一杯水の水場:雪で埋もれている 都県境の尾根筋:積雪は15cm位 蕎麦粒山から川苔山を見る
日向沢の峰付近から御前山を見る 川苔山頂:積雪は5cmくらいに減る 本仁田山頂:再び雪となる 大休場尾根上部:急斜面は滑りやすい
マンサク:曲ヶ谷北峰周辺に多く咲き始め アカヤシオ:花芽が見えてきた シロヤシオ:新芽 サラサドウダン:こちらも新芽
奥多摩駅周辺(7:40頃) :昨日午後から早朝にかけての雪で今朝は雪化粧、3cmくらいの積雪。午後には融け夕方は雨となった。
もえぎ橋周辺 多摩川・日原川合流点 北氷川橋周辺:日原川末端 北氷川橋周辺・16:10頃:雪は融けた
6日
(金)
三頭山 コース:都民の森P(9:35)→[三頭沢]→三頭山(10:55)→[尾根通し]→鞘口峠→都民の森P(11:50) ※天候:雨・尾根筋は霧 三頭山頂周辺でも今日は雨。雪は3-5cmくらいの箇所が多いが、本降りの雨で水気を帯びグチャグチャ。メインルートは良く踏まれ下りの斜面は滑りやすい箇所が多い。雨に濡れた木肌の紋様がよく浮き出ている。 [歩数/約14,100歩]
三頭大滝:さすがに氷結は見ない 三頭沢上部:雪はあるが踏まれている 三頭山頂:雪は5cm位、水分が多い 尾根筋の下り:良く踏まれ滑りやすい
ブナ コシアブラ:ブナの紋様に似た所もある ナツツバキ リョウブ:シカに囓られている
10日
(火)
生藤山 コース:南郷(12:55)→[矢沢林道・矢沢]→三国山→生藤山(14:20)→連行峰→[万六尾根・矢沢林道]→南郷(16:25) ※天候:曇・一時晴れ間 笹尾根は雪はなく泥濘もないが木々は芽吹いていない。万六尾根上部に伐採箇所あり倒木が道を塞ぎ通りにくい。矢沢林道は歩行のみ通れる。矢沢は年々道の荒廃が進んでいるようだ。林道周辺や沢下部では春の花が見られるようになってきた。 [歩数/約19,900歩]
矢沢林道上部:倒木が道に被る 連行峰近くの笹尾根:道は乾いている 万六尾根上部:伐採中の箇所 マンサク:沢周辺では花の盛り
ハナネコノメ ヤマルリソウ キクザキイチゲ ハシリドコロ
11日
(水)
高水三山 コース:軍畑駅(9:10)→平溝→高水山→岩茸石山(11:45)→惣岳山→御岳駅(14:15) ※天候:曇・時々晴れ間 この山域でも全域で雪はない。道もほぼ乾いているが高水山〜岩茸石山間の尾根筋で一部やや泥濘が残る。高水山頂周辺のマンサクは花の盛り間近だが今年も花の付きは悪い。下部沢筋で少し花を見るようになったが山ではまだほとんど見ない。 [歩数/約20,500歩]
高水山頂下:常福院付近の緩斜面 岩茸石山への尾根:少し泥濘があり 岩茸石山頂:ここも雪はない 山頂から見る雲取山:北面は白い
ミヤマキケマン:麓の日溜まりで咲き始め ヤマネコノメソウ:下部沢筋で咲き始め マンサク:高水山頂周辺 アセビ:花を一杯付けている樹もある
御岳渓谷周辺 :周辺の景色を見る限りはまだ冬のままだが、渓谷沿いでは少しずつ花が増えてきた。
御岳橋から見る渓谷 御岳渓谷最下流域 アブラチャン:花の盛り間近となった ユキヤナギ:月初めより花が少し増えた
ネコヤナギ:終わり間近の花が多い カントウタンポポ:チラホラ花を見る タチツボスミレ:アチコチで見るようになった ベニマシコ
12日
(木)
惣岳渓谷周辺 :御岳渓谷同様、冬景色の中に早春の低木はかなり咲き始めてきた。
道所橋付近多摩川下流側 渓谷沿いの歩道(むかし道) ダム近くの歩道:梢越しにダムが見える エイザンスミレ
ミヤマキケマン ダンコウバイ:(雄花は)花の盛り ダンコウバイ:雌花も咲き始め チョウジザクラ:いつくか花が咲き始めた
14日
(土)
氷川渓谷(奥多摩駅下)周辺 :氷川渓谷周辺でも春が見えてきた。カツラは開花寸前、ニリンソウはチラホラ咲き始めた。
氷川渓谷:まだ冬の景色 アブラチャン:アチコチで咲き始め カツラ:開花寸前になった ニリンソウ:チラホラ咲き始め
15日
(日)

西御殿岩 コース:三ノ瀬(8:55)→[七ツ石尾根]→牛王院平→西御殿岩(11:30)→牛王院平→将監峠→[将監林道]→三ノ瀬(13:45) ※天候:快晴 中腹までは土の見える場所もあるが上部に行くと雪は増える。上部〜尾根筋では平均50-60cm、深い所は1m近くありそう。山の神土先と牛王院平先の防火帯は踏跡なし。西御殿岩への登りは急斜面に雪が乗り道は消え、不案内の場合は行かない方が賢明。 [歩数/約24,100歩]

七ツ石尾根入口:土も見える 沢筋の氷はかなり融け始めている 七ツ石尾根上部:ボコボコの踏み跡 西御殿岩下の急登:笹は埋もれている
西御殿岩直下:シャクナゲは葉だけ見える 西御殿岩:展望はほぼ360度 牛王院平先の防火帯:踏み跡なし 将監峠:ここも真っ白
今日は好展望:富士山と大菩薩嶺 南ア・白峰三山 浅間山 雲取山:防火帯は白い
白丸湖〜海沢[歩道沿い] :白丸湖や海沢周辺でも早春の低木の花やスプリングエフェメラルが咲き始めてきた。
白丸湖岸歩道 海沢に向かう歩道のトンネル フサザクラ アブラチャン
アズマイチゲ:花の盛り アオイスミレ ミヤマキケマン カタクリ:まだ蕾だが膨らんできた
18日
(水)
牛ノ寝通り コース:小菅の湯(13:10)→[大栃コース・牛ノ寝通り]→鶴寝山→大マテイ山(15:05)→大ダワ→小菅の湯(15:55) ※天候:晴 牛ノ寝通りでも全域で雪はないが北向きの箇所はぬかるんでいる。沢筋の登山道でもまだほとんど花は見ない。ミソサザイは沢筋のアチコチで勢い良く囀る。牛の寝通りでは早くもミヤマセセリが飛び始めた。(標高1000mを越える山域ではおそらく初記録) [歩数/約15,900歩]
始めのうちは沢筋を行く トチの巨樹:稜線近く 牛ノ寝通り:雪はない 大マテイ山頂
ハシリドコロ:花が見えてきた キブシ:この花だけは下部沢筋で盛り ミソサザイ:沢筋のアチコチで囀る ミヤマセセリ:この時期に見るのは記録か
惣岳渓谷周辺 :渓谷周辺のカエデの枝先は赤みを増し、咲く花の種類も増えてきた。フサザクラは花が終わりかかっている樹もある。
西久保付近:カエデの枝先は赤みを増す ジュウニヒトエ:咲き始め アカネスミレ:咲き始め フサザクラ:花が終わりかかった樹もある
19日
(木)
金比羅山 コース:鳩ノ巣駅(7:25)→坂下→越沢→金比羅山(8:25)→寸庭(8:45) ※天候:晴 谷筋の先駆けの花はそろそろ盛りを過ぎたものも出てきた。イワウチワはここ2〜3日の暖かさでまだ1、2輪だが咲き始めた。山麓周辺の日当たりの良い場所では春の花をアチコチで見るようになってきた。[歩数/約8,100歩]
坂下集落先の展望台から見る鳩ノ巣 越沢の沢筋の道(キャンプ場の道) 金比羅山頂 イワウチワ:まだ1、2輪だが咲き始めた
コチャルメルソウ:沢筋で花の盛り ハナネコノメ:こちらは花の終わり間近 ニオイタチツボスミレ:日溜まりで見る キクザキイチゲ:山麓周辺
海沢周辺 :海沢の谷筋ではアブラチャンやフサザクラが花の盛り。アズマイチゲも今が盛り、カタクリも開花まであと一歩となった。
海沢谷中流部:周囲はまだ冬の景色 アブラチャン アズマイチゲ カタクリ:開花まであと一歩
21日
(土)
氷川渓谷(奥多摩駅下)周辺 :渓谷沿い(日原川末端)のカツラは花の盛り間近、ヤマザクラも咲き始めた。同時期に咲くのは近年例がない。
氷川渓谷:カツラの赤色が目立つ 登計小橋付近 カツラ:花の盛り間近 ヤマザクラ:チラホラ咲き始めた
イタヤカエデ:花芽が膨らんできた アブラチャン:花の盛りをやや過ぎた アブラチャン:葉が芽吹いている樹もある ニリンソウ:花の数が増えた
25日
(水)
金比羅山-大塚山 コース:寸庭(8:10)→金比羅山→[鉄五郎新道]→広沢山→大塚山(10:15)→御岳山→丹三郎→寸庭(12:30) ※天候:曇後雨・霙混じり 今日は寒く、大塚山周辺ではミゾレとなった。高木はまだ芽吹きには早いが、ツツジなど低木は芽吹き始めた。ミツバツツジは蕾が膨らみ、ヒカゲツツジは咲き始めた。鉄五郎のイワウチワはまだ蕾の方が多いがかなり咲いている。カタクリも咲き始めた。[歩数/約20,200歩]
金比羅山周辺:ツツジは芽吹き始めた 御岳山周辺:ロウバイはまだ咲いている 大塚山周辺の尾根通し ウソ:小群で芽を盛んに啄んでいる
ヒカゲツツジ:咲き始め ミツバツツジ:蕾のピンクがはっきりしてきた シキミ:咲き始め ダンコウバイ:尾根筋ではまだ花盛り
イワウチワ:蕾も多いがかなり咲いている カタクリ:今日は寒さで開いていない エイザンスミレ:アチコチで見るようになった ツルネコノメソウ:沢筋で見る
鳩ノ巣渓谷周辺 :渓谷沿いではカエデなど芽吹きが始まりつつある。ミツバツツジも咲き始めた。アブラチャンやフサザクラは花の終わりも近い。
雲仙橋から見る渓谷:芽吹きつつある 鳩ノ巣小橋 ミツバツツジ:咲き始め アブラチャン:花の盛りを過ぎた
フサザクラ:花の終わりも近い キブシ:花の盛り イロハカエデ:芽吹き始めた ユキヤナギ:だいぶ咲いてきた
26日
(木)
川苔山 コース:大丹波林道(8:05)→[曲ヶ谷・赤杭尾根]→川苔山(10:00)→踊平→獅子口小屋跡→[大丹波川沿]→林道(11:55) ※天候:晴後曇 量は少ない前日の山は雪模様だったようだ、中腹より上部の北面はうっすらと白くなっている。南面には雪は見えない。この沿いはネコノメソウの仲間がよく見られるがまだほとんどが開花したばかりか寸前だった。ハシリドコロは開花から芽吹いたばかりまで様々。[歩数/約19,800歩]
大丹波川沿いの道:まだ芽吹いていない 川苔山頂直下 川苔山頂周辺から見る三ツドッケ 踊平下の北面の道:ほんのり白い
ルリビタキ:尾根筋まで上がっているようだ カシラダカ:そろそろ秋まで見納めか ハシリドコロ:開花から芽吹きまで様々 ハナネコノメ
ツルネコノメソウ ヤマネコノメソウ コガネネコノメソウ ヨゴレネコノメソウ
氷川渓谷(奥多摩駅下)周辺 :カツラヤアズラチャンは花の終わりが近くなった。ヤマザクラ(奥多摩で最も早く咲く)はほぼ花の盛り。
氷川渓谷:カツラの赤色が目立つ カツラ:花の盛りをやや過ぎたか ヤマザクラ:ほぼ花の盛り アブラチャン:葉が目立つようになった
ヤマブキ:咲き始め ミヤマキケマン ムラサキケマン カテンソウ:いくつか咲き始め
28日
(土)
惣岳渓谷周辺 :カエデなど一部の木々は芽吹き始めたが大きくはまだ冬の景色。ヤマザクラは咲き始めたものもあり、花の種類は増えた。
道所橋付近:ヤマザクラが咲き始めた チョウジザクラ:花数は増え盛り間近 ダンコウバイ:葉が芽吹いてきた イロハカエデ:一部の木は芽吹き始めた
ミミガタテンナンショウ ジュウニヒトエ:下方から咲き始めている シャガ:咲き始め コスミレ:種類は少ないが花数は増えた
 →・・・2009/03  画像数176枚  花(開花) [草本24種 木本14種] :鳥・動物5種 :昆虫1種