2010/ 08

1日
(日)
笠取山 コース:作場平(9:05)→[ヤブ沢]→笠取小屋→笠取山(11:10)→水干→笠取小屋→[縦走路・黒槐尾根]→中島川口(13:35) ※天候:曇一時晴間 笠取草原は少しずつだが年々マルバダケブキは増えている感じ。反面、他の夏の花は益々見る機会が減ってきた。マルバダケブキには各種蝶がきている。ミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンは多いがギンボシヒョウモンは随分減った。ツマグロヒョウモンをここでも見る。 [歩数/約26,600歩]
ヤブ沢中腹の沢沿いの道:水は多い 笠取草原:マルバダケブキは増えた 水干:多摩川の水源地 水干沢源頭付近の奥秩父縦走路
オトギリソウ:草原で点々と咲く シモツケソウ:花は数えるくらい シモツケ:岩場周辺でいくつか見る コウリンカ:これも数えるくらい
(マルバダケブキにくる蝶):キアゲハ (マルバダケブキにくる蝶):アサギマダラ (マルバダケブキにくる蝶):ヒメキマダラヒカゲ (マルバダケブキにくる蝶):アカタテハ
(マルバダケブキにくる蝶):ミドリヒョウモン (マルバダケブキにくる蝶):ギンボシヒョウモン (マルバダケブキにくる蝶):クジャクチョウ (マルバダケブキにくる蝶):イチモンジセセリ
ツマグロヒョウモン:笠取草原でも見る クロヒカゲ:樹林帯に多い ヤマサナエ アキアカネ:草原帯に多い
海沢谷周辺 : 谷の流れの際まで草が茂る。谷周辺のタマアジサイがアチコチで咲き始めている。
海沢谷中程:流れの極まで草が茂る タマアジサイ:アチコチで点々と咲く キツリフネ:花の盛り ミヤマカワトンボ:複数見る
4日
(水)
三頭山 コース:都民の森(8:55)→三頭大滝→[三頭沢]→三頭山(10:15)→大沢山→[深山・石山の路]→三頭大滝→都民の森(11:25) ※天候:晴 普段でも人が多く晴天だが、平日に加え暑さのせいか出会う登山者は少ない。三頭沢はそれ程ではないが尾根はかなり暑い。三頭沢周辺ではタマガワホトトギスが点々と咲き始め、ヤマホトトギスもいくつか咲き始めた。尾根筋でもレンゲショウマを始め点々と花を見る。 [歩数/約14,200歩]
三頭沢中腹:沢筋は割と涼しい 三頭山頂:誰もいない(10:15頃) 大沢山頂:目立たない山頂 三頭大滝:水量は平常
ホツツジ:山頂周辺で咲き始め リョウブ:尾根筋で咲き始め タマガワホトトギス:沢筋で点々と見る 三頭大滝:水量は平常
シモツケソウ:三頭山頂周辺は多い クサアジサイ:そろそろ花は終わり レンゲショウマ:尾根筋で咲き始め シュロソウ:これも尾根筋で咲き始め
イワタバコ:沢筋の岩場で散見 ソバナ:全域で散見 オオバギボウシ:尾根筋で散見 ダイミョウセセリ:尾根筋の向陽地
奥多摩湖周辺 : 湖面は夏空を映す。水位は満水に近い。
ダムサイド周辺 ダム堰堤を見る 熱海バス停周辺 周遊道路から見るダムサイド周辺
5日
(木)
鷹ノ巣山 コース:奥林道終点(8:50)→[浅間尾根]→鷹ノ巣山(10:40)→[南面巻道]→日陰名栗峰→[石尾根・浅間尾根]→奥(13:30) ※天候:晴 防火帯のマルバダケブキと鷹ノ巣山南面草原帯のコウリンカを除き全域で花は少ない。昨日の多摩川南岸域とはかなり差がある。蝶に関してはそれなりに種類も見る。ヒョウモンチョウではウラギンとミドリもかなり見るがツマグロヒョウモンが最も多い。完全に優勢となってしまった。 [歩数/約25,100歩]
浅間尾根:鬱蒼とし昼でも暗い感じ 小屋下の水場:出は良く冷たい 鷹ノ巣山頂:暑いが風は通る 日陰名栗草原から見る鷹ノ巣山
マルバダケブキ:尾根の随所で咲き始め コウリンカ:鷹ノ巣の草原帯で割と見る ホタルブクロ:地を這うように咲く イケマ:防火帯で点々と群れ咲く
ビンズイ:巣立った若鳥のようだ ミンミンゼミ:朝は草地から飛び出す アキアカネ:防火帯で非常に多い ヤマサナエ:アキアカネに混じる
カラスアゲハ キアゲハ アオスジアゲハ キベリタテハ
ツマグロヒョウモン♀ ツマグロヒョウモン♂:最も多く見る ウラギンヒョウモン ミドリヒョウモン
ジャノメチョウ:鷹ノ巣の草原帯のみ見る ヒメキマダラヒカゲ イチモンジセセリ ヘリグロチャバネセセリ
惣岳渓谷周辺 : 多摩川の流れの緩やかな場所では、時間帯により周辺の緑を反映した水の色となる。
しだくら橋周辺:植林も広葉樹も同色 しだくら橋から見る多摩川 水久保付近の渓谷 むかし道
道所橋:多摩川下流側 渓谷中心部付近の流れ タマアジサイ:散見 クサギ:咲き始め
10日
(火)
鳩ノ巣渓谷周辺 : 渓谷は人の姿も見ず静か(12:30頃)。周辺ではタマアジサイが多く点々と咲くが蕾もまだ多い。キクも咲き始めた。
鳩ノ巣渓谷:静か 渓谷上流部 カルガモ シオカラトンボ
タマアジサイ:花も多いが蕾も多い イタドリ キンミズヒキ:咲き始め ノコンギク:咲き始め
11日
(水)
白丸湖周辺(16:15頃) : 湖面は薄く靄がたつ。アブラゼミやミンミンゼミの声が周辺に響く。立秋を過ぎツクツクボウシの声も聞こえ始めた。
数馬峡橋から見る湖面:浅瀬には人 湖面から数馬峡橋を見る:薄靄たつ アブラゼミ:一番多く声を聞く ツクツクボウシ:鳴き始めた
12日
(木)
川苔山 コース:大丹波林道(8:20)→[曲ヶ谷・赤杭尾根]→川苔山(10:10)→横ヶ平→獅子口→[大丹波川沿]→林道・登山口(11:45) ※天候:曇後雨 曲ヶ谷の旧登山道は荒廃気味だったが、入口からコース全域(沢を歩く一部を除き)が道の付け替えを含め整備された。尾根筋ではリョウブとノリウツギが花の盛りで多い。ヤマジノホトトギスや早くもキバナアキギリが咲き始めた。尾根筋ではイチモンジセセリが多い。 [歩数/約20,100歩]
曲ヶ谷中腹:コース全域が整備された 川苔山頂下の小屋跡周辺 川苔山頂:台風の影響もあってか静か 横ヶ平分岐周辺の尾根筋
リョウブ:尾根筋で花の盛り、多い ノリウツギ:こちらもリョウブに同じ ヤマジノホトトギス:咲き始め タマガワホトトギス:沢筋で点々と見る
ママコナ:尾根の場所に群れ咲く キバナアキギリ:咲き始め マルバダケブキ:川苔小屋跡など部分的 オトギリドウ:尾根筋で点々と咲く
イチモンジセセリ:尾根筋で非常に多い アオバセセリ:こんなセセリチョウも見る ツマグロヒョウモン:ヒョウモンチョウはこれだけ キアゲハ:山頂周辺に割と多い
大丹波林道周辺 : 林道周辺ではボタンヅルが花の盛り、アチコチで群れ咲く。林道上ではアゲハチョウの姿をアチコチで見る。
大丹波林道:道一杯に草が茂る ボタンヅル:アチコチで群れ咲く ヤマブキ:季節外れの花を見る オナガアゲハ
15日
(日)
奥多摩湖遊歩道 : 歩道周辺は草刈り後で歩きやすいが、日影は少なく天気の良い日は相当暑い。
歩道入口付近から見る湖面 歩道中間付近:登りは急 歩道最上部から見るダムサイド ネムノキ:まだ花が僅かに残る
カタバミ:歩道脇で点々と咲く ツユクサ:この花も点々と見る ミンミンゼミ::多い ヤマトシジミ:数を見るが羽はボロボロ
18日
(水)
御岳山 コース:古里・寸庭(8:05)→[鉄五郎新道]→広沢山→大塚山→御岳山→奥の院(10:40)→ロックガーデン→古里駅(12:55) ※天候:晴時々曇 鉄五郎新道は一部低木の藪状態となっている、また大塚山までは道は蜘蛛の巣が多く、ベタベタ張り付き気持ち悪い。御岳山のレンゲショウマ群生地は花は多くなったが、まだ蕾の方が多く、花の盛りは今週末から来週前半くらいか。平日だが人は多い。 [歩数/約28,800歩]
鉄五郎新道最上部:低木の藪 御岳山レンゲショウ自生地:人は多い 奥の院山頂:ここは人もいず静か ロックガーデン:水の側は割と涼しい
ホツツジ:奥の院周辺で花の盛り 自生地のレンゲショウマ:7部咲きくらい モミジガサ:レンゲ自生地で花の盛り オクモミジハグマ:咲き始め
ソバナ:花の盛り間近 タマガワホトトギス:ロックガーデン周辺多い ヤマホトトギス:何ヶ所かで散見 フシグロセンノウ:ロックガーデンで散見
ヌスビトハギ:林下で良く見る マツカゼソウ:これも林下で散見 タニタデ:御岳山周辺の林下で多い ハグロソウ:山麓周辺で散見
19日
(木)
御前山 コース:奥多摩湖(7:55)→サス沢山→[大ブナ尾根]→惣岳山→御前山(10:00)→水窪山→[南岸歩道]→奥多摩湖(12:40) ※天候:曇時々雨・霧 雨に濡れ全体的に滑るが、中でも奥多摩湖からの取付や大ブナ尾根中腹の急登、御前山頂下は滑りやすい。御前山頂周辺のレンゲショウマ、数はあまり多くないが花の盛り間近。一方小河内峠までの尾根筋のレンゲは減りほとんど見なくなった。 [歩数/約20,100歩]
取付の急登:雨に濡れて滑りやすい 御前山頂:静か 尾根の防火帯:草刈り前で繁る 清八新道下部:下草はほとんどない
レンゲショウマ:御前山頂周辺 キバナアキギリ:咲き始め フシグロセンノウ:尾根筋は多い シュロソウ:色変わりもある
シシウド:尾根筋の向陽地で散見 ウド:防火帯に咲くが少ない ソバナ:全域で散見 ツリガネニンジン:尾根筋
ヤマジノホトトギス:尾根筋で散見 ヤマホトトギス:尾根筋の林下で散見 シラヤマギク:咲き始め ダイコンソウ:防火帯で群生箇所あり
奥多摩湖南岸歩道 : 歩道周辺ではクズやボタンヅルが花の盛り。セミはアブラゼミやツクツクボウシも聞くがミンミンゼミがまだ一番多い。
歩道入口付近から見る南岸の入り江 南岸歩道車道部中間付近:繁る緑 歩き専用の歩道:草繁る箇所あり クサギ:散見
ボタンヅル:アチコチで群れ咲く クズ:多い ヤマハギ:散見 ミンミンゼミ:南岸にも多い
25日
(水)
雲取山 コース:鴨沢・小袖(8:15)→ブナ坂→雲取山(11:25)→[雲取山北面巻道]→七ツ石山→千本ツツジ→七ツ石小屋→小袖(14:50) ※天候:晴後曇・霧 さすがに山は日射しがあってもだいぶ涼しくなった。雲取山頂周辺は霧のせいもあるが半袖で静かにしていると少し寒い。マルバダケブキを除き相変わらず花の種類は少ないがハナイカリやオトギリソウは増えた感じがする。キオンは局所的だがかなりの群落がある。 [歩数/約30,900歩]
七ツ石小屋下の沢筋:滝のよう 石尾根:マルバダケブキが群れ咲く 雲取山頂避難小屋から見る石尾根 雲取山北面:ここは経年変化が少ない
七ツ石山頂下:ここもマルバダケブキ 千本ツツジ:ここはワラビで道が埋まる ハナイカリ:尾根筋で点々と見る オトギリソウ:この花も割と多い
キオン:局所的だが群れ咲く シモツケソウ:僅かだがまだ花を見る ウメバチソウ:これも少ない ツリガネニンジン:石尾根では久しぶり
ニホンザル:ブナ坂近くで10頭位の群 ルリビタキ幼鳥:何羽か見る アキアカネ:尾根筋で無茶苦茶いる ヤマサナエ:蛾をくわえている
アサギマダラ:多い アカタテハ ツマグロヒョウモン:ヒョウモンはこの種だけ イチモンジセセリ:これも非常に多い
26日
(木)
牛ノ寝通り コース:松姫峠(8:35)→[林道]→奈良倉山→[北面]→松姫峠→[南面]→大マテイ山(11:35)→[牛ノ寝通り]→松姫峠(12:30) ※天候:晴時々曇 奈良倉林道の樹林帯は割と涼しいが、日向道はまだまだ暑い。牛ノ寝通り南面の道は所々草深い箇所がある。8月下旬になっても暑さがいっこうに衰えないせいか、秋の花の咲き出しは昨年より遅れている感じ。→昨年同日の牛ノ寝通り (2009/08) [歩数/約24,100歩]
奈良倉林道の日向:まだまだ暑い 奈良倉山頂:脇でシシウドが咲く 牛ノ寝通り南面道:一部草深い所あり 南面道から見る大マテイ山頂直下
フシグロセンノウ:林道脇 ソバナ:林道脇で多い オトコエシ:林道脇の日向で群れ咲く ヨツバヒヨドリ:林道脇の日向
レンゲショウマ:北面の樹林帯 メタカラコウ:北面の樹林帯 ヤマジノホトトギス:牛ノ寝通りで散見 マルバダケブキ:まだ局所的で小群
ミソサザイ:若鳥 アカハラ:若鳥 アオゲラ:数羽で行動 イチモンジセセリ:林道に多い
海沢谷 : 谷の流れは穏やか。川縁では夏場のトンボも見るが、ツリフネソウなど秋の花も咲き始めた。
海沢谷中流の流れ:穏やか 同じく中流の草付き ツリフネソウ:まとまって咲き始めた キツリフネ:花期は長い
ミズヒキ:アチコチで群れ咲く オニヤンマ ミヤマカワトンボ:数匹で川縁を飛ぶ ヒメキマダラセセリ
29日
(日)
御岳山 コース:古里駅(8:10)→大塚山→御岳山(9:35)→[大塚山巻き道]→古里駅(10:35) ※天候:晴 御岳山レンゲショウマ群生地周辺は朝のうちでも人は多いが、大塚山など少し外れると極端に人は減る。群生地のレンゲショウマ、盛りははわずかに過ぎた感じだがまだ花は多い。今年は暑く好天続きのせいか?平年より色がきつい感じがする。 [歩数/約14,300歩]
丹三郎からは植林の登りが続く 大塚山頂:人は少なく静か 御岳山レンゲショウマ群生地:人は増える 御岳山周辺:ここも人は多い
レンゲショウマ:僅かに盛りは過ぎたか モミジガサ:レンゲショウマと共に多い オクモミジハグマ:レンゲ群生地隅で散見 ヤマジノホトトギス:レンゲ群生地内で散見
ユウガギク:大塚山頂周辺で散見 マツカゼソウ:植林地内で割と多い ナンテンハギ:大塚山巻き道で散見 コジャノメ:林内で時折見る
 →・・・2010/08  画像数212枚  花(開花) [草本--種 木本1種] :鳥・動物--種 :昆虫-種