2002/07/27 御前山(標高1,405m)

コース : 境橋→[栃寄車道→沢筋]→ゴハンギョウの平→御前山→惣岳山→小河内峠→水窪山→[清八新道]→湖南岸歩道→奥多摩湖
☆ [天候:晴時々曇] ★ [歩数/約25,740歩] 多摩川北岸(07/20長沢背稜)、南岸(07/27御前山)の林相の違いを較べる


境橋バス停 (出発9:20)  [( )内は大まかな通過時間:途中の休憩等も含んでいます]

(9:40)



栃寄集落へ向かう車道から登山道入口分岐付近
※沢筋にはタマアジサイが多く、花の時期
(9:55


沢筋の登山道
※しばらくは沢筋に登る


(9:55)
岩にはイワタバコが着生し、花の時期
※今年は花が多い
(10:25)
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(10:30)

ゴハンギョウの平(休憩所)
※体験の森園内にある
(10:40)

ギンバイソウの花はやや遅いがアチコチで見られる

(10:45)


このコースの象徴・カツラの古木
※体験の森園内はコースが錯綜する

(10:55)


御前山への旧来の登山道を行く

(11:20)

御前山避難小屋

(11:30)
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(11:40)

御前山頂
※薄曇がかかり展望はなかった
(11:40)

御前山頂南側面の樹林
※下草が生い茂る本来の林
(11:45)




御前山から惣岳山に向かう尾根道

この少し後、木に登っているツキノワグマを目撃
(12:05)
惣岳山頂
※ここも展望はない
※周遊道路、三頭山へ向かう縦走路に入る
(12:10)
惣岳山下の尾根防火帯
※春はカタクリが多く咲く場所
(12:15)
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(12:20)


ソーヤの丸デッコ
※この南側直下は花が多い
(12:25)

尾根縦走路にはかなり細い箇所もある

(12:35)


道脇では所々でオカトラノオの小群落がある
(12:50)




水窪山
(12:55)






小河内峠
※北側には樹間越しに奥多摩湖面が見える



(水窪山から縦走路を外れ、急降下の尾根に入る)
※清八新道と呼ばれている
(13:10)

尾根中央部は広く、緩やかな道

(13:25)
尾根下部は植林の中を水窪沢に向け急降下する

(13:35)
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(13:40)

水窪沢に架かる橋
※ここで南岸歩道に合流する
※橋を渡れば程なく林道となる



(13:55)

林道の水のある場所にはチョウが吸水に集まる
※写真はカラスアゲハとクロアゲハ
(14:10)










(14:20)
奥多摩湖

(バス停)
南岸歩道入り口
※ゲートと落石注意の看板がある

[参考] この日、コース上で咲いていた花を揚げておきます。
→・・一部、同定が不安な種や、また見逃しもあるかも知れません。草本、木本もごっちゃになっています。(フィールドノートに記載順)
ヒメジョオン、タマアジサイ、マツヨイグサ、ツユクサ、ヤクシソウ、ホタルブクロ、ヘクソカズラ、ヒヨドリバナ、アカソ、セイヨウタンポポ、アカツメクサ、フシグロセンノウ、キツネノボタン、キンミズヒキ、ミズヒキ、イワタバコ、ユキノシタ、ギンバイソウ、ミツバ、キツリフネ、ヌスビトハギ、ハエドクソウ、ヒナノウスツボ、ウバユリ、ノリウツギ、オトギリソウ、タケニグサ、カメバヒキオコシ、ヤマアジサイ、ヤマユリ、ツリフネソウ、ジャコウソウ、イヌトウバナ、コウヤボウキ、カラマツソウ、クサアジサイ、ヤブレガサ、キヌタソウ、リョウブ
・御前山〜小河内峠間の尾根筋(一部は防火帯)のみで見られた花
バイケイソウ、オオバギボウシ、シュロソウ、オカトラノオ、ヨツバヒヨドリ、シモツケ、クサボタン、ニガナ、ソバナ、オカトラノオ、ナツツバキ、ノアザミ、オクモミジハグマ....以上です。
多摩川北岸の山々はニホンジカの食害の影響が甚大で植生は非常に貧弱、場所によっては広葉樹の林床にほとんど草がない状態です。それに較べ、南岸の山々植生も比較的豊かです。

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