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桜、新緑、紅葉、そして冬景色と、四季折々の美しく華やかな衣に着替えていく奥多摩湖。その湖畔では、歴史を今に伝える史跡や、懐かしいたたずまいを残す家並みにも触れることができます。たくさんの笑顔がつどう奥多摩湖へ、仲よしさんといらっしゃいませんか。
奥多摩湖を歩いて渡る!?この浮き橋なら可能です。別名『ドラム缶橋』。湖面に吹く風を全身で感じながら、この奥多摩名物の歩きごこち、味わってみませんか。
小河内ダムから山のふるさと村まで、奥多摩湖の南岸を歩くことができる遊歩道です。全長12km、約4時間の起伏の少ないハイキングコースとなります。湖畔の小道は、山のふるさと村から麦山浮橋までの奥多摩湖南岸を歩く2.5kmのハイキングコースです。
路線バスを利用しての、小河内ダム(麦山浮橋)から麦山浮橋(小河内ダム)までの約15kmのハイキングがおすすめです。
小河内神社は小河内貯水池建設のために水没した小河内各地域に祭られていた温泉、金御岳、箭弓、貴船、愛宕、熊野(青木)、御霊、加茂、御岳(留浦)の9社1祭神を観請して創建された小河内地区の鎮守神であり、首都用水の守り神となっているものです。
この神社には弘安7年(1284年)の墨書銘を持つ都指定の文化財の蔵王権現像をはじめ平安時代から鎌倉期にかけての作とみられる多くの神像があり、いずれも重要な文化財となっています。鉄筋コンクリート神明造の社殿は簡素な美を保ち、毎年9月第2日曜の例祭日には小河内地域各所に伝わる郷土芸能が奉納され、尾根の突端には大きなアカマツが多く、奥多摩湖の中心部へ突出した河内岬の景勝美に彩りをそえています。
この浮橋は留浦の集落から対岸に架かる浮橋です。麦山の浮橋に比べ、里山感あふれる場所に架かる浮橋です。
昔、矢で傷ついた鶴が、この温泉で傷を癒したことから呼ばれるようになった鶴の湯温泉は、江戸時代、名湯として知られ多くの客で賑わっていました。小河内ダム建設以来現地に移され、平成3年になって施設を整備し34年ぶりに鶴の湯温泉が復活、現在町内の旅館、民宿などに運ばれて利用されています。
多摩川を堰き止めて造られた小河内ダムは昭和13年に建設が始まり、戦争で工事が一時中断されながら昭和32年に945世帯の移転と87名の尊い犠牲により19年余りの歳月と約150億円の総工費をかけて完成しました。
竣工当時は世界最大規模の貯水池であり、現在でも水道専用貯水池としては日本最大級を誇ります。現在、東京都の水源は利根川水系を主としていますが、小河内ダムは渇水時の水瓶として極めて重要な役割をになっているほか、ダム直下に併設されている東京都交通局の多摩川第一発電所により多摩地区に電力を供給しています。ダム堤体にある展望塔からは迫力ある眺めを楽しめます。
普門寺は町内で最も歴史のある寺院です。
小河内貯水池建設のため、旧河内集落から現在地へ移転されています。臨済宗建長寺派で開基は足利尊氏と伝え、他の小河内地区の寺院は廃寺を含めて当寺院に一本化されています。
本堂は新規の建築ですが、楼門は寛政2年(1790年)建立のものをそのまま移築しており、その様式は堂宮風の大工技術に地方の民家手法が応用されてひなびた中の簡素美を見せます。おそらく地元の大工の手によるものと見られ、山村建築史の一端をうかがえるものとして町の文化財にも指定されています。
JR鳩ノ巣駅で下車。青梅街道を渡って下に降りると、そこは巨岩・奇岩の間を清流が縫う鳩の巣渓谷です。吊り橋(鳩ノ巣小橋)の手前を左に行けば古里方面、対岸に渡れば渓谷美を楽しみながら白丸ダムを経て白丸方面へ向かうことができます。
奥多摩駅から徒歩5分、氷川渓谷遊歩道にあり、日原川に架かる氷川小橋は奥多摩駅周辺を代表する景観スポットです。この吊り橋の上からは多摩川と日原川の合流地点を望むことができ、河原に降りることもできます。
奥多摩駅から徒歩10分、氷川小橋の少し奥にあります。深山に来たような幻想的な渓谷美を味わうことができます。
天下の名勝鳩ノ巣渓谷を一望できる吊り橋です。鳩ノ巣渓谷遊歩道の一部であり、周辺にある双竜の滝と併せてお楽しみいただくことができます。
奥多摩の渓谷の中で、広大な流域面積を有し、峻嶮な山岳の間を流れ落ちる渓水は大古の岩石を削り取って雄大な渓谷美をつくり出しています。
奥多摩有数の清流で、周辺には釣り場やキャンプ場が整備されています。また川苔山や棒ノ折山の登山口などものあります。
JR青梅線奥多摩駅から徒歩6~7分、流れが激しく、川原の少ない多摩川。その中にあって広い洲や瀬をもつ氷川渓谷は、本流域のなかでもキャンプや釣り・川遊びなどの人気スポットとなっています。
越沢はロッククライミングのゲレンデがあることでその名が知れています。多摩川と越沢が合流する寸庭周辺は駐車場やトイレも整備され、川遊びのメッカとなっています。
JR奥多摩駅から旧青梅街道をたどるハイキングコース。古い民家の屋根や障子戸に、当時の面影が香ります。奥多摩の歴史や郷土芸能などを展示する水と緑のふれあい館は、ぜひ立ち寄りたいポイント。片道が約10kmあるため、片道はバスを利用する必要があります。
鳩ノ巣の地名発祥の地として知られています。この水神社のある森に二羽の鳩が巣をつくり、その仲のむつまじい様子からこの地が鳩の巣の飯場と呼ばれるようになり、地名として定着しました。
惣岳渓谷に架かり、長さは67.15 mある町内で最も長い吊り橋です。旧青梅街道の奥多摩むかし道のコースの途中にあります。この吊り橋の上からは、荒々しい惣岳渓谷の姿を眼下に見下ろすことができます。
日原鍾乳洞は、西東京バス終点から日原川支流小川谷を遡って徒歩5分のところ、小川谷の左岸にあり、その名は古くから宣伝されている。人跡の通ずるところ約800米,鍾乳石よりなる連華岩、獅子岩、百衣観音等、何れもその形状から命名され、他に格天井、舟底岩等の岩盤。あみだの原、死出の山、賽の河原等の広濶。護摩壇、12薬師、13仏の壁面、地獄谷、三途の川という小流等、宗教的な名称が附せられ、何れもその名にさも似たりという形状をしている。
いうまでもなく鍾乳洞は石灰岩の中にできた洞窟で、雨水の中に含まれている炭酸ガスによって石灰岩が溶解されてできるものであり、洞窟の天井から垂下するつらら状のものを鍾乳石といい、反対に盤上に沈殿して成長したものが石筍、鍾乳石と石筍が1本につながったものが石柱である。この鍾乳石は3cmのびるのに200年を要し石筍は3cmのびるのに400年を要するという。
洞内は大別すると旧洞と新洞に分かれ温度は年中摂氏11度で夏はきわめて涼しく冬は暖かである。通路はよく整備され電灯設備も完備しているからお年寄りからお子様まで容易に探勝することが出来る。特に新藤同は石筍、石柱の発達著しくは洞内は金世界銀世界、特に乳石の乱立は荘厳雄大、鍾乳石の豊富さとその美観の素晴らしさは、正に関東随一と激賞されている。
奥多摩むかし道の途中の崖に立つ「いろは楓」は樹齢約200年といわれ、秋の紅葉の頃になるとひときわ目を引く存在となり、旧道往来の人々を楽しませてきました。この楓の葉が赤く染まる頃には、奥多摩は本格的な冬の季節に入ります。
青梅街道の北側、街道とJR青梅線、路線敷との間の地で、春日祠の境内にあります。敷地は街路より約2m高く、この崖に接して立ち、樹の根元約1mは、崖の法面に露出しています。幹は地上約1.5mのところで南北2本に分かれ、北の枝はさらにその上約3mのところで2本に分岐しています。
地名の語源となった木として有名ですが、槐は「えんじゅ」のことです。木食上人が植えたと伝えられ、傍らに正徳2年(1742年)木食3世唱謁真円が建立した融通念仏の石塔があります。唱謁真円は町内各所に仏像、仏具を遺し、金世から近代にかけて奥多摩地方に広まった念仏講の始祖であったと考えられます。
海沢三滝は海沢谷にある三つの名瀑の総称です。下流から三ツ釜の滝(写真)、ネジレの滝、やや離れた所に大滝があり、三滝ながらも見応えがあります。
三滝巡りのトレッキングは合計1時間半かかり、夏でも涼しいトレッキングコースとして人気があります。
川苔山登山コースにあり、川沿いの林道から臨むことができる百尋の滝は多くのハイカーたちに親しまれてきた奥多摩随一の名瀑。百尋(一尋は両手を広げた長さで約1.5m)は、150mになるが、この滝の雄大なイメージから名付けられたものです。
奥多摩駅から徒歩10分、日本最古の地層といわれる古生層より湧き出る温泉を使用した日帰り温泉施設です。施設内には露天風呂や食事処が整備されています。
小河内ダム(奥多摩湖)に隣接し、小河内ダムの建設に伴い、湖底に沈んだ旧小河内村各集落の郷土の歴史や東京都の水道事業について学ぶことができます。また館内には展望レストランとみやげ物店も併設されています。
VERTERE新工場のブルワリー見学ツアーを開催いたします。
2024年春よりVERTERE新工場が稼働しました。
VERTEREの醸造スタッフと醸造所内を巡り、ビールの製造工程についてご案内いたします。ビールづくりの考え方や皆さまのご質問にもお答えします。
ツアーの最後にはビールのテイスティングをご用意しております。
御岳渓谷遊歩道に接し、落葉広葉樹に囲まれた川沿いにあります。奥多摩にゆかりのある作品を中心に展示を行っております。
主に奥多摩における登山、ハイキング、自然、歴史文化、観光などの情報提供および秩父多摩甲斐国立公園の安全利用指導をおこなっています。
館内には全国の巨樹情報を検索できるパソコン、東京都の巨樹ウォッチング、巨樹の話や、巨樹の絵画、写真も展示され、巨樹の魅力を肌で感じ取ることのできるパネルもご用意してあります。野生のカモシカやニホンジカを見ることができる展望室からは、日原の象徴「稲村岩」も見渡すことができ、東京都に存在する大自然を満喫することが可能です。
都心からわずか2時間あまりの、多摩川上流の豊かな自然のまっただ中にあります。みずみずしい新緑から、すがすがしい渓流の日原川、美しい紅葉のパノラマ広がる山々、澄みきった静寂の神秘的な冬と、四季折々に奥多摩の魅力を楽しめます。
山のふるさと村は、秩父多摩甲斐国立公園内にある東京都の自然公園施設です。 正式名称を「東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村」、利用者からは『山ふる』の愛称で親しまれています。 都民の健全なレクリエーション需要にこたえ、奥多摩の豊かな自然を紹介すること、関心を深めることを目的に、1990年10月に自然ふれあい施設としてオープンしました。 奥多摩湖にそそぎ込むサイグチ沢に沿ってつくられた面積32haの園内には、テント及びログケビン泊のできるキャンプ宿泊施設を併設していることが大きな特徴です。 他に、ビジターセンター、クラフトセンター、レストランが整備され、自然散策を楽しむトレイルも設置された複合施設です。 周辺地域の情報提供、自然体験の他、木工や石細工、陶芸などの工作の体験、ご宿泊など、来訪者のご希望に合わせてさまざまな体験が楽しめます。
蕎麦は奥多摩でも代表的なグルメのひとつです。コシがあり、香り豊かなお蕎麦を奥多摩産わさびを薬味としてお召し上がりください。各店舗ごとに工夫を凝らして手打ちされるそばを食べ比べてみるのも楽しいものです。
毎年8月の第2日曜日の前日の土曜日に行われます。奥多摩町のシンボル、愛宕山の山頂付近から打ち上げられる花火は、山々に響き渡る豪快な音とともに夏の夜空を彩ります。電車を降りてすぐ、奥多摩駅前広場からもよく見ることができます。
山々に囲まれ清冽な水を利用できる奥多摩は全国でも有数のわさびの産地です。わさびは捨てる場所がないといわれる作物で、葉・根・茎、全ての部分を食すことができます。
奥多摩には多くのニホンジカが生息しています。奥多摩の食肉処理加工施設で加工しているから安全安心。シカ肉は牛肉や豚肉に比べて脂質が少なく、高タンパクで鉄分が多く含まれています。クセが少なく柔らかな食感が評判の奥多摩シカ肉をぜひご賞味ください。
神庭の神楽は、毎年八月の第一土曜日に、産土神の神庭山祇神社の神楽殿で上映されます。
この神楽がいつごろから始まったのかは不明ですが、上演のときに使われる獅子頭には、安政元年と墨書されているものが残っていることから、そのころか、あるいはそれ以前と思われます。また、伝承によれば、この神楽舞の師匠は、山梨県方面から小河内の小留浦、及びその近在集落、そしてこの神庭を訪れた旅商人だといわれています。
ささら獅子舞は、関東各地に広く行われていますが、特に秩父地方から奥多摩地方に多くみられ、奥多摩町内だけでも十四カ所の祭礼が行われています。
ささら獅子舞というのは雄雌三匹の獅子頭を冠った三人の舞手が、胴に太鼓をつけて舞い、四隅(あるいは六ヶ所)に花笠を冠って、ささらをする”ささらすり”、それに笛方、唄方、道化、はやし方が加わって、賑やかに興じる獅子舞です。
一般的には「獅子くるい」といい、獅子舞由来書にも「狂う」とあります。事実、その舞の形は、舞うとか、踊るとかいうより、”狂う”といったほうがあたっているかもしれません。
愛宕山は山容そのものが奥氷川神社のご神体と目され、氷川周辺を見守る火守の神として厚い信仰を集めてきました。現在は東京都の森林公園として町民、そして奥多摩を訪れる人たちの憩いの場になっています。
長畑側から登ると「創造の森」と称した野外展示場になっており、彫刻作品や休憩所が設けられ、さらに188段もの急な階段を登ると愛宕神社が祭られている愛宕山山頂、鋸山登山口、登計集落に抜ける林道へと続いています。
七つ石山付近から望む雲取山です。雲取山は東京都最高峰にして、日本百名山にも指定された標高2017mの山です。山頂からは富士山、南アルプス、都心方面、360度近い眺望を得られます。片道のコースタイムが5時間を超えることから、山小屋やテントでの一泊の山行を推奨しています。
鷹ノ巣山は南面の眺望が素晴らしく、富士山、奥多摩三山、丹沢など雄大な景色を楽しむことができます。日原集落からの登山が一般的ですが、奥多摩三大急登の一つ「稲村岩尾根」を利用する登り応えのあるコースとなります。
御前山は花の百名山の一つで、奥多摩三山にも選ばれています。春のカタクリが有名です。登山道の途中のサス沢山からは奥多摩湖を一望でき、眺望と共にカタクリ観賞を楽しむことができます。